
【ZEAT RACING スロットルチューブ プロ】STD、ハイスロ2種類のカムを選択可能【編集スタッフが本気で試す!みんなのテスト】
新作からすでに発売されているものまで、モトクロス業界にはたくさんのアイテムが存在しています。「性能って実際どうなの?」という疑問もあるでしょう。ということで、編集部が気になるアイテムをインプレッションしてきました!
PHOTO&TEXT/D.Miyazaki 宮﨑大吾
問:ダートフリーク
使用用途に応じてスロットルカムを簡単に交換できるメリットは大きい。レースや林道ツーリング、ストップ&ゴーの多い市街地走行まで、ライダーはあらゆるシチュエーションでアクセルの開閉を行っている。そのため、好みの特性を得たり、疲労軽減につなげるためにも、アクセル操作に注目したいところだ。
今回発売された「スロットルチューブプロ」は2ピース構造を採用し、ハイスロットルとスタンダードの2種類のカムが付属。好みに合わせて交換が可能となっている。

スロットルチューブプロ
¥1,265(税込)
(写真はZE45-0024 Honda CRF250L/RALLYなどに適合)
また、リブデザインにもこだわっており、グリップ交換がしやすい構造に。リブを削る作業が不要で、さらに装着時には滑り止めとしても機能するよう設計されている。素材には高強度のものを採用し、ダメージを受けやすい部分には厚みを持たせる徹底ぶりだ。
バーエンドはオープンエンドとクローズドの2タイプを選択でき、ハンドガードやミラーの装着方法に応じて対応できる仕様となっている。


ハイスロとスタンダードの2種類のカムを使い分けることが可能(装着しているのがスタンダードカム)。カム外径が異なるので識別しやすい。ハイスロカム装着時はスロットルケーブルの遊びを調整しよう




本誌スーパーバイザー:宮﨑大吾 IMPRESSION
簡単にカムを変えられるアイテムを待ってました
タイミングが良いというか、ちょうどスロットルカムを交換できるアイテムを探していたところでした。ハイスロットルは、アクセルを回す力は少し必要になりますが、少ない回度で回転を上げることができるので、トレールバイクでレースに出たり、スポーツライディングを楽しむ際には有効だと思います。
もちろんメリット・デメリットの両方がありますが、好みやシチュエーションに応じて簡単に変更できてしまうのが、この商品の最大の魅力ですね!

