受賞カブ&編集部セレクト10台を一挙紹介!|カフェカブミーティングin青山

毎年個性豊かなカブが参加するカフェカブミーティングですが、ここでは参加者投票により1位、2位を獲得したカブをはじめ、編集部セレクトの10台を紹介。オーナーの愛が込められたこだわりカスタムをご覧あれ!

表彰式

表彰式ではコンテストの上位者以外にも、最も遠くから参加した遠来賞や最年長、最年少賞など、様々な賞を用意。受賞者へ贈られる豪華賞品も毎年の見どころの一つです

1位 藤原 70歳 日研工業 カブスター

日本に1台⁉の極レア車
自転車に装着する2ストローク補助エンジンとして発売されたカブF型を搭載した完成車両として販売されたのが、日研工業によるカブスター。畑に埋まっていたものを掘り起こして、資料もない中自作パーツを中心にコツコツと仕上げたそうで、会場でもかなり目立ってました

今では見ることのない、懐かしの腕木式方向指示器。メーカーの名前から通称アポロウィンカーと呼ばれており、アームは飛び出すだけでなく点滅するタイプです
自転車のペダル用と、カブF型のエンジン用の2本のチェーンを使用。シート付きカウル内にバッテリーとガソリンタンクを収納

2位 大人の秘密基地 71歳 Honda カブF型

まさにカブの元祖!
スーパーカブのルーツであり、「カブ」というモデル名が初めて使われたカブF型。自転車用の補助エンジンとして1952年に登場し、白のタンクと赤のエンジンが特徴的です。白と赤はのちにホンダのイメージカラーになったとか。博物館級のレア車ですね!

カブF型キットに付属されていたという当時モノの砲弾型ヘッドライト。現代の道路事情に合わせてウィンカーも新設しました
まるで昔の水筒のようなフォルムがかわいらしいガソリンタンク。白いカラーが特徴的で、オイルは混合給油だそうですよ

編集部セレクトSNAP

GEMZKOLOR 木村基 44歳 Honda SUPER CUB110

1億台突破記念の1台を再現
2017年のモーターサイクルショーにて、1億台突破記念に展示されたカブのカラーを再現したというこちら。全体をローライダー/チカーノスタイルでまとめており、エアサスも搭載するなど、カラーリングだけでなくディテールも本格的。2019年のカフェカブで1位を取ったのも頷ける、完成度の高い1台です

「地味に一番大変だった」というハイドロスイッチ。土台は樹脂とプラ板で製作されており、3つとも全て使用可能という細かさ
見事なカービングが施されたワンオフの本革シート。存在感あるルックスが、ゴージャスな全体の雰囲気をより高めています

すずめ 45歳 Honda SUPER CUB

カスタムポイントは引き算の美学
家族でカフェカブミーティングに遊びに来ていたすずめさん。フロントフェンダーの風切りや落ち着いたカラーリングなど、全体をクラシカルにまとめています。「なるべくゴテゴテしないよう、引き算の美学でカスタムしました。あと50年は乗りたいです!」
クラシカルな雰囲気を演出する木製リアボックスは、すずめさんによる自作の一品。重厚感のある造りで、渋みのある塗装もお見事です!
ホンダのウイングマークをあしらったサイドカバー。ウイング部分と全体のカラーをあえて同系色にするところにこだわりを感じます

りいさ 29歳 Honda CT125

ゴツいんだけどオシャレな1台です
各種パイプ類の装着やキャストホイール化などでゴツさ&ミリタリー感を増しつつ、全体をイエローにまとめることでオシャレな雰囲気に仕上げている。ヨシムラ製マフラーも車体にマッチしています

パナモリ 61歳 Honda SUPER CUB C125

女児のハートを狙い撃ち⁉︎
「普通のカスタムでは他の方に太刀打ちできないので、派手さとかわいさに全振りしました」との言葉通り、外装から何から至る所をポップ&キュートにデコったパナモリさん。子ども、特に女児ウケが良さそうですね!

まっちゃん 40歳 Honda Giorcub

ジョルカブ×デニムでオシャレ度アップ!
オシャレなルックスのジョルカブをドレスアップ!デニムの質感も相まって、ストリート感も増してます。オーナーの雰囲気とも凄くマッチしていて、跨ることでよりオシャレさが強調されそうです

押野洋樹 32歳 Honda SUPER CUB

レーシーなカブはいかが?
バックステップにコンドルハンドル逆付、流麗なラインを描くアメドラ製外装パーツなどでレーシーな雰囲気に仕上げた押野さん。パーツチョイスや全体のまとまりなど、かなりのカスタム上級者とみた!

カイキチ 50歳 Honda SUPER CUB110

自作パーツが生み出すオリジナリティ
「自由にカスタムできるところがカブの魅力です」と語るカイキチさん。メーターバイザーやマフラー、スプロケガードなど、自作のパーツを中心にカスタムすることで、オリジナリティ溢れる1台に仕上がっています。

にく 26歳 Honda LITTLE CUB

乗りやすさ重視のヤママルト仕様
高校時代から制服でカブに乗っていたというにくさん。兵庫で足湯に浸かったりと、ツーリングでも活躍しています。お父さんがつけたというマルシンの出前機と、水曜どうでしょうのおかもちが良い味出してますね!

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