
パタヤをぐるっと50km!女一人、海外バイクレンタル旅 ~タイ編~
今回はタイ・パタヤでバイクをレンタルして、超サクッと2時間で回ってきたツーリングルートをご紹介!でも実際に走ってみたら「ここ、丸1日かけてじっくり楽しみたい!」って思う場所ばかりだったから、半日〜1日満喫できる理想ルートとしてオススメスポットを7つまとめてみました
理想ルートはこれ!パタヤ満喫のバイク旅
まず肝心なバイクは、パタヤレンタルバイクと検索した時にすぐに出てきた「オールパタヤ」でレンタルしました。オーナーが日本人でホームページも全部日本語対応! とてもわかりやすいし、予約もラクラクです。営業時間は10:00~19:00。借りるときの手続きは、国際免許見せて、車体&ガソリンをチェックして出発!って感じです。10分ぐらいで借りれました。

YAMAHA ファッツィオ
レンタル価格:1日250バーツ(約1,100円)
インドネシアで生産され、アジア圏で販売されているレトロモダンな見た目がかわいいスクーターです。2025年秋に日本発売予定らしいですよ!
今回紹介したいルートは、オールパタヤ発→ぐるっと円を描いて帰ってくる構成。ちょっと田舎道もあり、栄えたエリアでの渋滞もあり、ビーチもあり、高台ビューもあり……な「これぞ旅!」って感じのツーリングルートです。下の図がツーリング出発前に調べてまとめたメモの一部。今回は2時間しかなかったので、いかに効率よく回れるかを考えました。

【Spot1】サンクチュアリ・オブ・トゥルース

まず最初に向かったのは、サンクチュアリ・オブ・トゥルース。“タイのサグラダ・ファミリア”とも呼ばれる、超巨大な木造建築で、釘を一本も使ってないという驚きの建物。
入場料は500バーツ(約2500円)でガイド付き。ガイドの話を聞くかは自由みたい。
象に乗る体験などタイっぽいアクティビティもあって、観光地って感じです!

バイクの駐車は入って右。バイクは割と自由に停められるのがタイのいいところ!



【Spot2】モンチャーンカフェ

サンクチュアリを後にして次の目的地は、象とふれあえるカフェ「モンチャーンカフェ」! もともとはエレファントビレッジだったそうで、象乗り体験や水浴び体験もできちゃう! 入場料は外国人は1ドリンク付きで300バーツ(約1500円)。

ただし、ここに行く道中は野良犬注意。大型犬がバイクを止めたとたんにワラワラ寄ってくる……。田舎道で1人って状況で、あまりにも寄ってくるから私はビビって逃げました(笑)!
【Spot3】水上マーケット


お土産やローカルグルメを楽しめるお店がたくさん並んでいて、お手ごろ価格でショッピングもグルメも満喫できるのが魅力!
さらに、水陸両用ボートやロングテールボートの体験、ジップライン(1人100バーツ)、水上&目隠しボクシング、タイ古式マッサージ、ドクターフィッシュ、猿のショーまで…!
もうテーマパークかってくらい何でもアリな楽しいスポットです。
【Spot4】ジョムティエン・ビーチ

ここは約6kmのビーチ沿いをバイクで走れる快走ルート! 気を付けたいのが、一方通行であること! 今回のルート、ここを中心に考えれば反対周りの方が効率がいい。
海を眺めながらゆったり走れるこの道が、個人的に一番気持ちよかった。ビーチ沿いにみんなバイクを停めている。カフェも点在してるから、のんびり休憩するのもおすすめです!
【Spot5】ワット・プラヤイ


ここには大きな金色の大仏がドーンと鎮座していて、しっかり観光気分を味わえます。
この大仏は幅約10m、高さ約18mもあるらしい。近くまでは行っていないが、それでも大迫力だった。
愛車のように仲良くなってきたファッツィオと記念撮影。今回のルートでバイクの撮れるのはココぐらいだ。
【Spot6】パタヤビューポイント

ワット・プラヤイからほんの5分ほどの場所にある、展望スポットです。
少し急な坂道を登ると駐車場があって、そこからの眺めが絶景! ベンチもあり、時間があれば夕暮れまで居たくなるほどの絶景です。こういうスポットで「ぼけぼけ」するのが私のツーリングで欠かせない時間。


結構バイクで来ている人も多かったです。
【Spot7】パタヤビーチ

帰りは渋滞がひどくてすり抜け(タイではすり抜けしないと流れに乗れない……)でガンガン進んでたら、気づけばお店通り過ぎてた(笑)! オールパタヤのお店の前の道は一方通行。通り過ぎるとぐるっとまわって戻らないといけないので注意が必要。
でもそのおかげで、パタヤビーチ沿いも走れました。雰囲気はジョムティエン・ビーチ沿いとそんなに変わらないが、ちょうど夕焼けが広がっていて、最高の景色でフィニッシュできました。
ログがちゃんととれていないことに途中で気づいて円になっていないのが悔しい……! そういうのも醍醐味ということで。せっかくなので中途半端ですが見てください(笑)!
以上が今回ご紹介した、約50kmのパタヤぐるっと満喫ツーリングルート!

タイはGoogleマップが普通に使えるし、スマホホルダー付きのレンタルバイクだったので、地図を見ながら安心して走れたのもポイント高かったです◎
あと、タイの交通ルールは……うん、ゆるい(笑)!!
信号がない交差点では、日本のように「お先にどうぞ〜」なんて遠慮してたらいつまで経っても渡れません! 後ろからクラクション鳴らされるわ、どんどん追い抜かれるわで、最初はちょっとビビるけど、勇気を出して前に出ちゃえばなんとかなる。
渋滞ゾーンでは、現地の人のマネをしてすり抜けしてみたりして、ちょっとしたストリートレース感も楽しめちゃいました(※もちろん安全第一)。でも、「調子乗ったらマジで事故るなこれ」って感じなので、そこはちゃんと自制心を忘れずに!
乗り出すまではちょっと緊張したけど、走り出してしまえばこっちのもん。何事もなく楽しく走れて、最高のバイク旅になりました!
今回私は2時間しかなくて、しっかり堪能できたのは、走りながら景色を楽しめるビーチ沿いと、パタヤビューポイント、ワット・プラヤイの4か所。他のスポットは、「駐車場だけ立ち寄って外観チラ見した!」レベルでした。(正直、ほとんど中は見えてない!)
でも走るだけで楽しいって思えるくらい、パタヤの景色と空気は最高です! 次はもっと時間に余裕をもって、1日フルで回りたいなあと思ってます。
この記事を書いた人

BikeJIN編集部WEB担当 大島
バイク歴は丸9年。愛車はNinja250。これまでに日本全国47都道府県をツーリング。最近は海外旅行にハマり始め、今回が人生初の海外レンタルバイク体験。走って、感じて、また走る──気づけば海外ツーリングの沼に片足突っ込んでます(笑)。