[津軽海峡フェリー]BikeJIN夏祭り上陸プラン(自走)──北海道へはここから入るべし!

本州のアスファルトの熱をタイヤに感じながら、北を目指す。地図の上では何度も見ていたそのルートが、リアルな風景として目前に現れる瞬間──それは、旅するライダーだけが味わえる至福だ。

そして、そんな冒険心を満たすための最高(かつ最長?)のルートがある。それが、津軽海峡フェリーで渡る「海を越える道」だ。

愛車とともに、北の大地へ──津軽海峡フェリーという選択肢

「走れる距離はできるだけ長く」「愛車と一緒に、陸続きじゃない場所に行きたい」──そんな想いを持つライダーにぴったりなのが、津軽海峡フェリーが運航する青森~室蘭青森〜函館/大間〜函館の3航路

特に青森港〜函館港は1日6往復運航しているため、時間の自由度が非常に高く、気ままなツーリングにこの柔軟性は嬉しい。台数には限りがあるので事前予約をオススメしたい。

そして2025年8月8日には、話題の新造船「ブルーグレイス」が室蘭~青森航路に就航! 広々としたバイクスペース、居心地のよい客室、船の最上階に備わる男女別の展望風呂など、長距離旅の拠点としても文句なし。フェリーに乗ること自体が、ひとつの「旅のハイライト」になる快適さがそこにはある。

まずはBikeJIN夏祭りへ! 旅の起点に最適なルート

北海道に上陸したら、ぜひ立ち寄ってほしいのが、毎年恒例、北海道最大のバイクイベント・BikeJIN夏祭り(会場:リブマックスリゾート函館 グリーンピア大沼)だ。

函館の王道観光地はもちろん、大沼や恵山、城岱スカイラインなどのライダー好みの道も多数。北海道ならではのスケール感あふれる景色の中を駆け抜ける快感──それを味わうには、津軽海峡フェリーからの上陸がベストなのだ。

ツーリストトロフィーのポイントも設置!

さらに! BikeJINツーリスト・トロフィー(TT)を楽しむ人には朗報。

津軽海峡フェリーが運航する各船内にTTポイントを設置!
重要なのは「港ではなく、船に設置されている」ということ。乗らないとポイントがもらえないので、これはぜひ実際にフェリーにバイクを積んで体験してほしい。しかも、船上で手に入れるTTポイントはちょっと“特別感”があるのだ。

※TTポイント設置:青森港⇔函館港、大間港⇔函館港 航路の4隻

函館ツーリングは別記事でもご紹介!

「せっかく函館に上陸したなら、どこを走れば?」
そんな方はぜひ以下のリンクをチェックしていただきたい。地元グルメから絶景スポットまで、BikeJIN夏祭りの会場である森町を起点としたおすすめルートを紹介している。

👉 ツーリングガイド森町①
👉 ツーリングガイド森町②
👉 ツーリングガイド森町③

海を渡るワクワクが、旅をもっと濃くする

船に乗ると、不思議と“旅の密度”が増す気がする。青森港を出てしばらくすると、海の向こうにぼんやりと見えてくる北海道の影。それが近づくたびに、胸が高鳴る。

汽笛が鳴り、海風がバイクのカウルを撫でる。
「今、自分は旅の中にいる」──そんな実感が、心の奥底から湧き上がってくる。

地続きの旅もいい。でも、“海を渡る旅”には、それだけで物語がある。

さあ、この夏は津軽海峡フェリーで!!

走ることが好きなライダーへ、そして旅を味わいたいすべての人へ。
BikeJIN夏祭りと津軽海峡フェリーの組み合わせは、2025年の夏をきっと特別なものにしてくれるはずだ。

👉詳しくはコチラ:津軽海峡フェリー公式サイト

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