2年前の自分に教えたい!走って分かった「サーキット」の懐の深さ|ケイコはサーキットを走りたい

「サーキット=プロ専用」と思っていませんか?実は一般ライダーでも気軽に走れる“走行会”や“レンタルバイク制度”が全国に多数。初心者向けレッスンも充実しており、プロに学べるチャンスも。サーキットの世界は意外に身近なんです

■単車倶楽部 2025年8月号
PHOTO・取材協力:イワイサーキット、レン耐事務局

初心者向け企画も多数意外に間口は広かった!

漠然と憧れていた頃は、サーキットって一般ライダーが走る「走行会」と、プロが走る「レース」しかないと思っていたけど、意外に懐が深かったのでまとめてみます。

まず驚いたことにサーキットって意外にたくさんある。もてぎや鈴鹿など有名なコース以外にも、ミニバイク向けの小さなコースがあちこちにあります。

当初は「愛車のYZF-R1で自走サーキット」って思ってたけど、速すぎて初心者には不向き。小さいバイクできっちり全開にして走る方が勉強になる。

とはいえ、いきなりトランポ+小排気量レーサーなんて買えない。確かにそうだけど、レンタルバイクで走れる走行会やレースもあり、やりようはある。

走り方をきちんと学びたくなったら、サーキットでのライディングレッスンもあちこちで開催されている。なかには現役プロライダーが教えてくれるものも!

調べてみると初心者向きの企画も多く、現場に知人を作るとさらに情報を集めやすくなり楽しめるなと実感中。リスクを伴うからそれなりに敷居は高いけれど、意外に間口は広いのがサーキットなんです!

4/27 NK Plusライディングレッスン@イワイサーキット(茨城県)

SNSで教えてもらったスクールで、全日本ロードレース最高峰JSB1000クラスを走る野左根航汰選手がインストラクター。午前中8の字やスラロームなどの基礎練習、午後はコース走行と一日みっちり走れる密度の高いスクール。レンタル車両でも参加できます!

この日は野左根航汰選手(右)に加え、全日本ST1000の豊島怜選手(中)、ST600ライダーの長尾健吾選手(左)が指導を担当。驚きの豪華講師陣!
キャリア・技量に応じたクラスでコース練習。講師陣が速度を合せた先導で走行ラインを教えてくれることも!

5/4 レン耐4時間耐久@筑波サーキット1000(茨城県)

この日は読者でモトブロガーのにこまる子さんがチームにゲスト参加。女性ライダー仲間とレースに出る夢が叶いました!(もちろんいつものチームメイトも一緒)レン耐独自のハンデを踏まえた戦略で後半順位を上げ、クラス4位入賞に成功! みんな頑張った!

この日のレースが2回目!? 堂々たる走りのにこまる子さん。レン耐はピンクビブスをつけた女性ライダーに優しくのルールがあり、キャリアの浅い女性も挑戦しやすい
「直線で伏せれば速度が上がる」ことを実感し、最近は必死で伏せてます

いつか女性チームメイトと走ってみたかったので、嬉しくて満面の笑顔! にこまる子さんありがとうございました

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