【吉田琉雲】2025_JMX MACHINE紹介【HONDA CRF250R/Bells Racing】

最新パーツやセットアップが施された全日本出場マシンを紹介するコーナー。第三弾はIA2クラスを戦うHONDAの4スト250を紹介!

PHOTO&TEXT/D.Miyazaki 宮崎大吾

スムーズさを追い求め自己最高位を更新中!

IAクラス2年目の16歳、吉田選手は第2戦SUGOで3位表彰台を獲得という好成績を残し、注目されている若手ライダー。マシンは昨年からほぼ変わっていないというが、その中でもスタンダードより5cm管長を長くしたオリジナルエキパイ(サイレンサーはスタンダード)の効果が高く、吉田選手が求めるスムーズなエンジン特性を発揮しているようだ。またECUもアフターパーツを使用せず、純正マップの中で最もスムーズなものを選んでいるという。

SHOWAサスペンション(Bキット)は昨年よりもライダーの好みに合わせた作りで、良いフィーリングを得られている。他には小島庸平監督が愛用していたクラフトワークス製フットペグやD.I.Dホイール、ISAスプロケット、ベータチタニウムネジ類、ZETA RACINGパーツなどを採用。

タイヤはDUNLOPサポートを受けていないため、本マシンを取材した開幕戦HSR九州では市販品を装備していた。

関連記事一覧