ユーラシア大陸横断 ブルガリア編 ブルガリアのライダーハウス
こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、2017年の末から2018年の2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!
ブルガリアへ入国
ユーラシア11カ国目のブルガリアへ6月14日に入国した。この旅で初めてのEU加盟国だ。
ブルガリア共和国
・人口:約710万人
・面積:約11万900平方km
・首都:ソフィア
・公用語:ブルガリア語
・通貨:レフ
ブルガリア版ライダーハウス
イランで出会ったドイツ人ライダーにライダー向けの宿を紹介してもらった。
その名も「モトキャンプ・ブルガリア」。ほとんど商店もないような地域にポツンとある。
ドミトリー(相部屋)で一泊10ユーロ(約1200円)、キャンプの場合は一泊5ユーロ(約600円)。
ちなみにユーロ使用国ではないが、ここでは現地通貨もユーロも使うことができる。
たくさんの地元ブルガリアのライダーがツーリングの際に訪れているようだ。
世界中のライダーの足跡
キッチンもある広々とした共有スペースには、世界中のライダーのステッカーやナンバープレートが飾ってある。
主にヨーロッパのライダーの文化のようだが、大陸を横断していると自分のオリジナルステッカーを作って訪れた場所に貼っている人が多い。
ここでも多くの足跡が残されており、ヨーロッパ各国のライダーのステッカーはもちろん、なぜか日本のナンバープレートや、なぜかその偽物も見るけることができた。
地元ライダーと宴会
泊まった初日にはブルガリアのライダーが10人ほど宿泊してて、一緒にご飯を食べようとのお誘いがあった。
やっぱり日本から来たというと珍しがられ、歓迎されることが多い。ステーキやお酒などを振舞ってもらった。
たまたまゴールドウイングやトランザルプなどホンダのバイクに乗っている人が多く、
「ホンダ、ナンバーワン!」とも言ってもらえるなど、言葉も通じないのに、楽しい夜を過ごすことができた。
初の食あたり
この宴会の次の日、腹痛と下痢に襲われた。
宴会で注いでもらった自家製のお酒がいけなかったのか、水道水がいけなかったのかはわからないが、お腹を壊してしまった。この旅で初の食あたりだ。
こんな状態で出発するわけにもいかず、胃に優しいおかゆを作ったり、ブルガリア名物のヨーグルトを食べたりして療養することになる。
結果的にここに4泊してしまった。
巨大洞窟
6月18日、宿を出発。オーナーに勧められ、このライダーハウスから60km離れたところに、デヴェタシュカ洞窟という巨大洞窟があるので行ってみた。
コウモリの生息地で有名らしく、観光客もほとんどいない。壮大なスケールに圧倒されると同時に少し奇妙な場所だった。
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