
巻頭にオトコの裸は不要だと連載見直しを提案したら……
今年の10月に創刊15周年を迎えるBikeJIN。ワタクシNomが編集長として加わったのは、創刊した翌年の1月、Vol.3からでした。
どんな本もそうだと思いますが、創刊したての雑誌の編集部というのはあらゆることが混とんとした状態にあって、それが月日を重ねるごとにある一定の方向に落ち着いてくるもの。創刊して2冊本が出たばかりでしたから、編集長とは言っても中途参加のボクはこの本が目指しているものは何かを探りながら日々の業務をこなしていたように思います。
そんな培倶人黎明期から、2代目編集長のワディにバトンを渡すまでの6年間にはさまざまな出来事がありました。いまとなってはすべていい思い出ですが、当時は何日も何日も悩んだり、決断した後になって間違いだったのではと思ったりと、苦しい日々もありました。もちろん、それらを上回る楽しいこともイッパイあったんですけどね。
BikeJINウェブサイトがリニューアルして、BikeJIN Membersという新しい会員組織を作ることを決めたとき、会員の方々だけに楽しんでいただけるコンテンツを用意しようと思い立ち、ボクが編集長だった頃に起こったアレコレを綴ってみました。
今やバックナンバーも手に入らない昔の話ですが、当時からの読者の会員の方には懐かしがってもらえたら、そして当時を知らない会員の方には創刊当時の培倶人の息吹みたいなものを感じてもらえたら嬉しいです。