
人生100年時代、メーカーや業界は熟年ライダーがバイクに乗り続けるためのサポートをもっとするべきです!
7月18日に開催された、自工会二輪特別委員会・委員長メディア懇談会で、委員長のヤマハ発動機・日高社長から「国内にはおよそ1100万台の保有二輪車が存在している現状を考えると、国内需要の維持と市場拡大に向けては、既存ユーザーの二輪車利用環境の改善への取り組みが非常に重要と考えている」というコメントがありました。
ようは、今バイクに乗っているライダーがよりバイクを楽しみやすい、使いやすいように、使用環境を改善していかなければいけないということですが、ボクとしてはもう一歩踏み込んだ発言が欲しかったなぁと思っています。
いま、バイクを趣味として楽しんでいる中心層は40代後半から50代。新車購入者の平均年齢も50歳を超えています。つまり、バイクは大人が楽しむ趣味として定着しているのですが、それなのにメーカーの施策は主に若年層の新規ユーザーに向けられているのが主体で、いまバイクを楽しんでいる世代は「放置プレイ」をされているような現状です