バイク乗りの“端っこ魂”炸裂!本州最西端「毘沙ノ鼻」と弥生の海を巡る山口ツーリング|望月ミキの金額指定旅レポ

お財布の中には3000円のみ! ご当地グルメに温泉、観光からお土産まで、低予算で満喫チャレンジ!自他ともに認める貧乏性・望月ミキが挑む金額指定ツーリング企画!

【今回の旅ルール】

★ 所持金は3000円だけ!(※レンタルバイク代は別)
★ 地元の美味しいものを必ず食べること!
★ 必ずお土産を一品以上買って帰ること!
★ 旅の最後に予算内でガソリンを満タンにすること!

前回までのあらすじ

北九州にてHonda GO BIK ERENTALを使用してGB350Sを借りた望月。関門海峡を渡り、山口県特有の黄色いガードレールをサイドに見ながら北上中!

【本州西端! 山口編 その②】端っこ目指して北上!

端っこがあると聞けばとりあえず行ってみたくなる。それがバイク乗りのサガ(個人差あり)である。下関市にある端っこは本州西端の地「毘沙ノ鼻」。日本海を広く望む美しい場所だった。展望台から真正面、それなりに近い位置に島が見えるのだが、ここは蓋井島(ふたおいじま)といい、町おこしの一環でオーストラリア原産の大型鳥・エミューを牧場飼育しているというユニークな島らしい。いつか上陸してみたい。

また、私のような端っこ好きでなくとも、海の雄大な眺望がお好きな方は多いと思うが、はるか昔ここに暮らした古代人も同じだったようで、この後立ち寄った「土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム」では面白いことを知った。この辺りは弥生時代の人骨が約300体も発見された貴重な場所で、その人骨のほとんどが、顔を海の方向に向けて埋葬されているという。海、あるいはその向こうの大陸に思いを馳せてのことではないかと解説されていた。歴史好きというわけではないが、こういう歴史ロマンは大好物だ。

さて、ここからまだまだ北上を続けるのだが、走行再開後すぐに道の駅を発見。旅ルールの一つ、お土産購入をクリアするためにも寄り道することに。やはり土地柄、様々な海の幸が所せましと並んでいたが、せっかく山口に来たならば“ふく”は外せない。望み薄ながらも予算内で購入できそうな値段の品を必死に探し回り、超お買い得な「とらふくみそ汁」を見事ゲット。高騰しているガソリン代を賄うためにも、より切り詰めて旅をせねば…!(続く)

毘沙ノ鼻

本州最西端の景色がコチラ! 壮大で美しい景色でした。市の観光案内所では到達証明書も発行してもらえるようです

鼻=岬、ということは何となくわかるのですが、毘沙…? と思い由来を調べてみたのですが、見つかりませんでした。もし知っている方がいたら是非教えてください!

毘沙ノ鼻周辺には恐竜に関するパネルやペイントが多いので調べてみると、この辺りでなんと恐竜の足跡の化石が発見されたのだそう

土井ヶ浜遺跡

左:ドームに囲われた中に発掘された人骨のレプリカが展示されています。なかなかリアルで、人によっては怖いと感じるかも…
右:地域や時代によって違う人の骨格・顔つきについての展示。数千年後の日本人はどんな顔になっているかしら?

解説シアターは3Dメガネを着用して視聴。ネタバレは控えますが、懐かしさと独特なシュールさで楽しい映像でした。

道の駅 北浦街道 豊北

奉仕品…なんて素敵な言葉でしょう。ふくの入ったお味噌汁、540円が398円! これは買い!

ここまでで使ったお金

●和布刈神社 お賽銭:5円
●関門トンネル通行料:110円
●土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム:200円
●お土産のとらふく味噌汁:398円
合計…713円
残金…2287円

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