
CT125をオフロード化!テクニクス新作TGRサスでジャンプも可能に!
いよいよ出たねと言った感じのオフロード仕様のCT125足周りカスタムパーツ。爽快に野山を駆け巡れなくて何がハンターカブのイメージを追求かと!これは大自然を駆け抜けるための必須カスタムですよ!!
■ モトモト vol.271 2025月8月号
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
運動能力が抜群に引き上がる!!
テクニクスが展開する「TGRパフォーマンスショックシリーズ」に、CT125向けの新仕様が追加された。これまでにもCT125用の前後サスペンションはリリースされていたが、今回登場したモデルは“オフロード性能をさらに高めたロングストローク仕様”。激しい走行にも耐える強度とストローク量を確保した、まさに本格派オフロード仕様だ。
ノーマルに比べてサスペンションストロークを拡大し、車高を約40mmアップ。これにより前後のサスがより深く動くようになり、荒れた路面や段差を通過しても底付きすることがほとんどない。実際にテストでは、ジャンプなどのアクション走行にも十分対応できることが確認されたという。
CT125は他の4ミニに比べて重量があるため、どうしてもオフロードでは動きが重く感じられがちだが、足回りの“長足化”によってその弱点を見事に克服。抜群のトラクションと安定感を両立し、走っているだけで楽しくなるフィーリングに仕上がっている。
オフロードをもっと攻めたいCT125オーナーは、ぜひこの新型TGRサスを体感してほしい。きっと「ワンランク上の走り」を実感できるはずだ。


センタースタンドで立てているのでシートの位置は変わらない。だけどノーマルではリアは着地しないが、テクニクス製サスを入れた物はしっかりと地に付いています。サスペンションストロークが長くなっているのがお分かり頂けるだろう。なお、ここから1Gがかかれば更に沈み込むし、プリロードを掛けることで任意に沈み込みを制御することも可能です!

フロント側はハンドルを見比べてみました。車高の高さがハンドルバー1個分は変わっています。長くなったフロントストロークに対してフォークの蛇腹も純正より長いものに変更されていたりと細かい部分も抜かりなし。フォークキットは多少メンテ知識があれば誰でも組めます


一泊のキャンプグッズを詰め込んだ15kgほどのバッグをリアキャリアに乗せての走行テストも行いました。アスファルトの上に砂利が乗っている路面でもストロークの余裕分を使うことで不意に転倒する確率は下げられます。これはガチオフロードだけでなく、街中やツーリングでも重宝しますよ!

今回のロングバージョンサスは前後同時に交換することでパーフェクトなオフロード性能を発揮する。例えば既に他社のリアショックを入れている人も多いだろうが、それはテクニクスがオフロード用に設定したものではないためにバランスも悪くなるし、想定性能が出せない。そこでこの商品に関しては前後共にセット販売のみとなっています。なお、今回試乗したリアショックはまだプロトタイプで、市販版のシャフトカラーはシルバーになる予定です
Technix TGR CT125 LONGSTROKE SUSPENTION KIT


価格 : ¥129,800(税込)
販売予定:2025年7月末
税品内容 :
・リアショックASSY
・フォークスプリング
・ダンパーロッド
・ダストブーツ
・フォークオイル1L

テクニクスでは『テクニクスデモデー』を開催している。この日は様々な車種の試乗が可能でテクニクス製品を堪能できます!! 年内の開催は7/13(日)、9/27(土)、11/16(日)。詳しくはテクニクスHPにてご確認下さい

