ボアアップモンキーゴリラのオイルクーラー取り付け

ボアアップしたエンジンの熱ダレ対策として最もポピュラーなカスタムがオイルクーラー。ただでさえ熱量が多くなるハイパワーエンジン、そしてこれから気温が上がった時にはさらにヒートしてしまう。オーバーヒートする前にオイルクーラーはマストで取付だ

モトモト　vol.270 6月号
PHOTO＆TEXT：MOTO MOTO
取材協力：あかおぎMCPS　
0280-87-0216　
茨城県猿島郡境町上町422-1
■シフトアップ　
☎072-229-2555　
http://www.motor-shiftup.co.jp

大切なエンジンのために

ラウンド1同様に岩田BOYのモンキー（ゴリラ仕様）に組み込むのはシフトアップ製オイルクーラー。12Vエンジンをシフトアップハイレボリューションタイプ3の110ccにてボア＆ストロークアップしているためエンジン熱（油温）は大幅増している。今回新作のシフトアップ製オイルクーラーコア8段をチョイスして取り付けていきます。

コア取り付け位置のバリエーションもフレームマウントなど3パターンあり、自身の車両の設置可能場所や車体バランスなども吟味して選ぶのが吉！　またオプションにより、各パーツ7色展開しているパーツを組み合わせることでオイルクーラーだけであっても個性を出すことが可能。

取り付け作業は本誌でもお馴染みの4ミニカスタムのノウハウが豊富な、茨城県にある「あかおぎMCPS」の鈴木さんにお願いすることに。取り付け作業内容的には簡単なもので、カスタム初心者の方も簡単にできる！　ちなみに鈴木さんイチオシなのは純正フレームに限るが、ステー取り付けなどで、オイル漏れの心配することがないフレームマウントだ。

今回はオイルクーラー単体の取り付けだが、できれば一緒に油温計やタコメーターなど油温管理のしやすいものを装着するのがハイパワーエンジンを長く楽しめるコツだ！

【Step1】ステー取り付け

ヘッドナットを全て取り外す。銅ワッシャー以外のワッシャーは残し、ヘッド正面左下側は液体ガスケットを塗布したOリングを嵌め込み、新品銅ワッシャーへ交換する。ステーをヘッドナット共締めしたらOK。（トルクレンチにて9〜12Nm）

【Step2】サイドカバー交換

【Step3】コア取り付け

完成！

【Step4】オイル注入

合わせてつけたいカスタムパーツ

オイル経路が増加しますので、必ず強化オイルポンプキットを装着して仕様すること！

今回使用オイルポンプ

SHIFT-UP
ハイフローオイルポンプ
¥3,850（税込）

吐出量がノーマル（12V比は約2倍増！

【SHIFT-UP】オイルクーラーラインナップ

自身の車両に合わせたマウントの仕方を選べる親切ラインナップ。それぞれのオイルクーラーコアのサイドパイプは6色展開。オイル取り出しの有無も選択でき自分に合ったオイルクーラー選びが可能に！　モンキー用ほか、カブ系やエイプ系、モンキー125、グロムなど多彩な車種ラインナップを取り揃えている。詳しくはHPでチェックだ

別売りオプションパーツ（補修パーツ）にてオイルクーラーをカスタマイズ可能。この他にもサイドパイプやバンジョーボルトなど各色でそれぞれのカスタマイズが可能に。ステーの色をサイドパイプの色と揃えてみたりとアナタらしさを出すことができるのです！