
ルーツ+働くバイク8時間耐久
ルーツ・ザ・原チャリは空冷や旧式の低馬力原付で走る “運動会風”のミニバイクレース。なんと今回はルーツ35周年記念として、ルーツ車両とカブを代表する働くバイクが混走での8時間耐久レースが開催されました!
■ モトモト vol.271 2025年8月号
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
いつものサーキットが非日常な空間になる!
旧車原付を走らせるのが『ルーツ・ザ・原チャリ』。空冷ミッション車が主になりますが6.5psまでのスクーターやチョイ古の水冷も可能です(NSRやTZMはNG)。そんな旧式原付のルーツ車と全日本カブ耐久のカブ系アンダーボーン50cc車両が一緒くたになって走るのが『ルーツ+働くバイク8時間耐久』。
スタートは11時30分からでゴールは19時30分。「もっと早く始めた方が良いんじゃない?」と思う人もいるでしょうが、それだと8時間後の暗くなった状態での感動のゴールが体験できない。例えいつも走っているお馴染みコースでも、夜まで8時間走り抜いた時の光景は全く違うものになるんです。
あと、ずっと全開で走るから普通に壊れたりもしますし。完走するだけでも通常のレースよりハードルは高いが、そこが面白い!!次回は8月17日(日)開催の『カブ2時間耐久&オープンスプリント』。前日の16日(土)にはさおりんも歌う前夜祭LIVEも行われます。是~非、近畿スポーツランドに遊びに来てね!

日時:2025年6月15日(日)
場所:近畿スポーツランド(https://www.kinspo.com)
主催:はっぴいえんどプロジェクト(http://www1.kcn.ne.jp/~happyend/index.html)




3時間経過したくらいで雨が降り初めて再び路面が濡れる。残り1時間を切るあたりで鈴鹿8耐と同じようにライトオン表示が出たときにはライト&テールが光らなければピットで修理となるが、このタイミングで振動とかで点灯不良に結構なるんです
お昼には撮影会もあったよー

キレイどころさんを集めての無料撮影会も開催。この時はコースに自由に入れるから自分のチームの車両を持ち込んでチーム撮影とかもアリなのです!
各クラス優勝はこの2台!

走行距離で勝敗が決まり、キャブとFIでの別表彰。インジェクションクラス(F)優勝は#19チ-ム『ゲスノソシキ』で走行350.7km。キャブレタークラス(X)優勝は#34『オッサンモータース コスプレ部』のRC50で走行345.6km。ちなみにキャブクラス2位も同じくRC50の『アクノスズキ』でスズキがワンツーフィニッシュ!
チャンプ・オブ・ザ・ボックスも走る!

日本版バガーレースこと『チャンプ・オブ・ザ・ボックス』も開催されました。モトルーデンスさんの配信動画の序盤に全編映っています!

箱付きアンダーボーン車による熱きスプリントレースは更なるニューチャレンジャーをお待ちしています!
来年の8耐は字光式レギュレーションになります!

今まではライトとテールが光ればゼッケンは普通のものでOKでしたが、来年からは文字自体を発光させる字光式ナンバープレートになります。今回、字光式ナンバーを自作したflick(爆発五郎Racing)さんから作り方を伝授して頂きました。街乗り改にも使えるぞ!

