日本でついに発売WR125R プレス試乗インプレッションにゃんばちゃん・難波祐香が感じた「125オフのリアル」

プロフィール
にゃんばちゃんこと難波祐香さん
愛車はダートフリークカスタムのYAMAHA SEROW250。このSEROW250で全国各地を走り回り、時には見舗装路の林道や、オフロードコース、トライアルごっこなどをこなす。リアル・バイク大好きな、バイク声優

ヤマハの新型オフロードモデル WR125R のプレス試乗会が行われた。今回WR125Rを走らせたのは、SEROW250で林道ツーリングを楽しむことでも知られる、にゃんばちゃんこと難波祐香さん。オンロード、林道、そしてモトクロスコースまで。“ガチ試乗”で見えてきたWR125Rの正体とは？

プレス試乗会でWR125Rをチェック

125なのに「大きい」。でも、それがいい

跨った瞬間に感じたのは、サイズ感。

「正直、125にしてはちょっと大きいなって思いました」

SEROW250と比べても、車体はしっかり大柄。

「ニーグリップした時の厚みもあって
“あ、大きいかも”って最初は思いましたね」

ただし、それは不安要素ではなかった。

「125だから結局軽いんですよ。
大きいけど、オフロードに慣れてると全然嫌じゃないです」

動かすと分かる。優しくて怖くない

取り回しでは「よっこらせ感」があったものの、走り出すと印象は一変。

「乗ると大きさが全然気にならなくなります」

「車高が高いから視界が広くて、それがすごく楽しい」

アクセル操作も穏やか。

「ガバッと開けても怖くないし、
ガンッてくる感じがないんですよね」

「125らしい“トコトコ感”があって、
本当に優しいオフロードバイクだなって思いました」

アスファルトも違和感なし

オンロード走行も好印象。

「癖がなくて、普通に走れるのがまず良かったです」

「一生懸命走ってます！っていう感じが楽しい（笑）」

スピードを求めるのではなく、
“走らせている感覚”を楽しめる。

「危なくない速度域で楽しめるのがいいですね」

林道は「着実」。だから安心

林道コースは、見た目以上にテクニカル。

「ちょっと“ミニバイパニック”かも、って思いました（笑）」

それでもWR125Rは、確実に前へ進む。

「ガパーッて行く感じじゃなくて、
少しずつ、ちゃんと前に進んでくれます」

「足つきはちょっとドキドキするけど、
足をつかなければ怖くないです」

ABS付きオフロードという新体験

今回、ABS付きオフロードバイクを初体験。

「坂道でブレーキをかけた時に
“あ、これがABSか！”ってなりました」

「タイヤを止めないって、こういうことなんだなって」

初心者にも優しい制御が印象に残った。

モトクロスコースでも余裕あり

急勾配の登りが続くモトクロスコース。

「“登れるの？”って思った坂も、普通に登ってくれました」

「これがトルクがあるってことなんだなって」

125ccとは思えない安心感だ。

足つきとローダウンの正解は？

足つきは、ノーマル／ワイズギアローダウンリンク／ワイズギアローシートを試乗。

「一番安心なのはワイズギアローダウンリンクで下げた状態ですね」

「林道でのリスタートを考えると、ワイズギアローダウンリンクはアリです」

125だからこそ、使い道が広い

WR125Rでやりたい遊びは？

「125って止められる場所が多いじゃないですか」

「都内の移動の足としてもアリだなって思いました」

「ポジションが楽なので、長距離も行けそうです」

取り回しと細部の完成度も高い

「一速でトコトコ歩く時、
バイクが一緒に歩いてくれる感じがします」

「Uターンもしやすかったです」

「ブーツがシュラウドに当たらないのも好印象でした」

「正直、黒が思った以上にかっこよかったです」

「ストリートでも映えるっていうのは本当ですね」

総評：125オフの“入り口”であり“答え”

「125だからって小さいとか遅いという感じは全然ないです」「存在感があるし、安心感もあります」

優しくて、しっかり走れて、ちゃんと楽しい。
WR125Rは、
「オフロードを始めたい人」にも
「セカンドバイクを探している人」にも
刺さる一台だった。