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【Unilopal LUBRIFIANTS RACING 10W-50】過酷な条件でエンジンを守るレーシングスぺック【編集スタッフが本気で試す!みんなのテスト】

問:日本ユニバイト株式会社 
https://unilopal.jp/

過酷な使用条件下でエンジンを守るレーシングスペックオイル

ユニルオパールは、アメリカや日本と並ぶ自動車生産国・フランスのアフターマーケットおよび整備工場で高いシェアを誇るエンジンオイルであり、ヨーロッパを代表するブランドのひとつだ。ヨーロッパ車はエンジンオイルの交換サイクルが長く設定されていることが多く、ユニルオパールも高い耐久性を備えたオイルだと想像される。

Unilopal LUBRIFIANTS
RACING 10W-50
¥3,080(税込)
100%合成油/エンジンオイル
規格:JASO規格/MA2、API規格/SN
粘度:SAE粘度/10W-50
ベースオイル:VHVI
容量:1L

しかし実際には、その耐久性だけでなく、低回転から高回転まで幅広く使用される4ストローク単気筒エンジンを搭載したモトクロッサーやエンデューロマシンとの相性も非常に良好だ。

通常、エンジンオイルを他ブランドに交換しても劇的にパワーアップやパワーダウンを体感することは少ないが、ユニルオパールは高品質なベースオイルと独自の添加剤により、エンジンフィーリングの良好な状態を長く保てることが体感できる。

オイル容器の横には、半透明で容器内のオイル残量を知ることができる計量測りがある
YZ250FX(2025年式)のエンジンオイル注入量は0.73L(オイルフィルター同時交換時は0.75L)

エンジンオイルの粘度表記

10W

低温時の粘度

WはWinterを示し、Wの前に表記される数字が小さい=低温時のオイルが流動性高くなる

50

高温時の粘度

数字が大きいほど、高温時のオイルが粘度が強く、エンジン内部摩擦を軽減する

エンジンオイルの粘度表記「10W-50」において、最初の「10W」は低温時(寒冷時)におけるエンジンの始動性やオイルの流動性を示している。数値が小さいほど低温でもオイルが柔らかく流れやすく、「5W」は柔らかい(=低温でも始動しやすい)、「20W」は硬い(=低温で流れにくい)といった特性を持つ。

一方、「-」の後ろの「50」は高温時におけるオイルの粘度(硬さ)を表す。この数値が大きいほど高温でもオイルが粘性を保ちやすく、油膜切れを防ぐ性能が高いとされる。

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