元祖角目カブSuper700|ディープなカブの世界・多種多様な海外モデル

丸みを帯びた従来デザインから一新。東南アジアの要望で誕生した「Super700」と、宮智英之助が描いたカブの進化を紹介

■カブonly vol.19

カブシリーズ初の角張りデザイン「Super700」の誕生秘話

登場以来、丸みをおびたデザインを採用し続けてきたカブシリーズだったが、当時四輪の分野でジウジアーロに代表される角張ったデザインが流行していたこともあり、東南アジア諸国から角張ったデザインの要求があった。そこで誕生したのが本モデル、Super700だ。現地生産モデルではあるものの、デザインは日本のホンダが行っており、1966年C50のデザイナーとしても知られる宮智英之助氏が担当した。本モデルが後のスーパーデラックス、カスタムへと繋がる。

レッグシールドに取り付けられているのは反射板ではなくポジションランプ。ちゃんと光るのよ! 

関連記事一覧