カブ専門店が本気で仕上げた!レーシースタイルのスーパーカブ

スーパーカブといえば、カスタムの自由度が非常に高いのも魅力のひとつ。そんなカブカスタムの可能性を広げるために、「速さを追求したスーパーカブ」である、カブレーサーのポイントをチェックしてきた。ぜひカブカスタムの参考にして欲しい

カブonly vol.19

カブレーサーの「速さのこだわり」をチェックして、愛車にフィードバックさせてしまおう

まずはM&Fカビィによるカブレーサー。カブ専門ショップが手掛けるレーサーということで、レギュレーションの範囲内で徹底したチューニングが施されている。エンジンはそこまで大幅な改造が認められないため、チューニングが主体だが、結果として14000rpmまで回るかわりに、7000rpm以下では力が出ないという、まさにレーサーらしい性格付けになっている。ストリートカスタムでオススメのパーツを聞いてみると「ジュンインターナショナルのハイカムがイチオシです」とのこと。

さらに、真似したいポイントとしては、Gクラフトのビレットオイルクーラー。速さを追求するうえで熱対策は必須。見た目もカッコ良い。前後リム、スプロケはアルミパーツを採用することで大幅なバネ下重量の軽減を実現。アルミスプロケというとライフが気になるが、実は意外と持ちが良いとのこと。試作のスケルトンレッグシールドも注目のポイント。これについては、ぜひ市販化を期待。

M&Fカビィブースでは、シフトワークの味方かかと上げる君や、ショートステップ、スタンドフックナットなどのレース必須パーツを展示。さらに、燃料流速を向上させる十字メインジェットや、ジェットファンネルなども用意されていた。これらのパーツを活用することで、よりレーシーなスーパーカブを実現できそうだ。

カビィブースでは、十字メインジェットやショートステップなど各種カブレーサーパーツを展示・販売していた

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