エンスト対策に効果抜群!トタル&ワコーズでFI車をリフレッシュ

C110とC50の2台のFI車がどちらも調子イマイチ!そこでインジェクターの清掃メンテナンスを実施です。C110はインジェクタークリーナーを注入のみで、C50はスロボを分解清掃。これでビンビンに走るようになりました!汚れるのはキャブもFIも同じですからね!

■カブonly19

インジェクター清掃で快適走行に!

シグナルからスタートしようとすると極稀にエンストするC110。「吸気系かなぁ」とエアクリーナーを新品に変えてみてもダメだったので、インジェクターが汚れているのだろうということで添加剤注入のお気楽に修復してみることに。トタルのインジェクタークリーナーをガソリンに添加するだけなので作業は簡単。入れただけで調子復活!調子がイマイチな過走行車は試してみる価値ありです!

そしてもう一台がC50のFI。こちらはレーサーマシンとして組み上げたものの、猛烈に絶不調だったもの(ベースがボロだったからね!)。インジェクターを開けてみたら凄い汚れていました。ワコーズのスロットルバルブクリーナーを使ってクリーニングすることで、こちらも無事に調子を取り戻しました。やることはキャブ車と同じです。パッキンなどのゴム類はクリーナーがかからないように取り外して作業してください。そしてスロボをバラした場合は初期設定もお忘れなく!

F1・WRC等のモータースポーツで培ったトタル独自の燃料添加剤テクノロジーにより、快調&キープクリーン! でもこれはガソリン経路しか洗浄できないので、スロボ本体内部が全体的に汚れている場合はこれだけで修復は難しい。日々の洗浄メンテとして使用するのが吉ですね

RESTORE BASE .1
RESTORE BASE .2
C110カブの場合はガソリンタンク容量4Lチョイなので20ml程度のホンのちょっと。洗浄効果を効果的に発揮させたいなら初回と2回目の給油時に入れる。その後も毎回給油時に入れれば最大限のキープクリーン効果を持続だ!
トタル インジェクタークリーナーを使ってみます。価格は¥2,200くらい。本来は四輪用でガソリン満タン給油時(50~70リットル)に1本(250ml)をガソリンタンクに注入です

今回はガソリン満タンの状態だったのでそのまま入れますが、ガソリンスタンドで給油する前に入れれば効率良く混ざってくれることでしょう。ちなみにインジェクターに使えるなら、キャブレターにも使用できることでしょう!

C50(F1)はスロボ清掃してみます!
FIカブレーサー製作時にどーにも調子が出なかったのでスロボを外してチェックしたら、カーボンなどで汚れまくっていてスロボ内が真っ黒でした。太洋モータースさんで清掃します!

スロットルボディをバラしてゴム系のパッキンやセンサー類は取り外します。ちなみにやることはスロボでもキャブでもそれほど変わりません

ワコーズのスロットルバルブクリーナーを使用してクリーニング。内部に付着したカーボンなどの汚れを溶かしたりして落としてくれます!

カーボンや汚れやらが落ちて綺麗サッパリになりました。一度で落としきれなかった場合は2度3度とクリーナーに漬けるのです。そういった部分もキャブと同じですね

スーパーカブ110プロとグロム(JC61)のスロットルボディを比較してみた。この2つでは構造は全然違いますが、カブ系はFIのカブであればどれも似たような作りだし、グロム系はモンキー125やダックス125がほぼ同じでしょう
2つのスロボの最大の違いとしてはカブ系ではインマニがなくストレート構造で、コンパクトにもなっている。そもそもフレームからして車両の作りが違うし、エアクリーナーが付いている向きとかまあいろいろ都合がるのでしょうね

スロットルポジションセンサーの初期化は動画にて!

FIのスロットルボディをバラした場合はスロットルポジションセンサーの初期化が必要です。やり方は動画の方が断然分かりやすいので、Youtubeに上げてみました。

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