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やっぱりビーエム推し!「”巨漢”のあのバイク購入⁉」

BMW二輪正規ディーラーの「モトラッド羽田」で店長を務める野崎さんに、
仕事として関わるからこそ知ったBMWの魅力を、とことん語ってもらう。
第12回は、再びAFCの話題と、野崎さんが購入した“巨漢”について!

モトラッド羽田 店長 野崎正博さん 東京都大田区にあるBMW二輪ディーラーのモトラッド羽田で、長年にわたり店長を務める。バイクはロングツーリングからサーキットや林道のアクティブライディングまで、マルチに楽しむ40代

 前々回でちょっぴり予告した、元モトGPライダーの青木宣篤さんが主催しているサーキットライディングスクールの「アオキファクトリーコーチング(AFC)」に再び参加した話は、記事化するのがもう少し先になりそうとのことなので、そのときの様子を少しだけ、先出しで紹介しておきます。

 以前このコラムに掲載したように、ご縁があって私は昨年12月にAFCを初体験して、「コワくなく安全にサーキット走行のスキルアップができるAFCを、お客様にもぜひ体感してもらいたい!」と思いました。そこで今年3月、3名のお客様と再び参加してきました。

 AFCは超少人数制のスクールで、私は今回、どちらかと言えば付き添いみたいな立場。全員、参加車両はG310Rでした。

 何度も話していますが、はっきり言ってもう“いい歳”なので、地道にコツコツと練習するような時間は残されていません。そして、バイクに“乗れないわけではない”ので、何かしらのきっかけさえあれば、飛躍的にレベルアップできる可能性もあると思います。そういう意味で、プロライダーに教わるというのは、とても効果的なことだと感じています。宣篤さんは、ライダーとしての肩書きも素晴らしいですが、それだけでなく技術を言葉で伝えるのがうまく、そしてとてもフレンドリーな人物です。バイクはあくまで趣味の乗り物ですから、先生がコワかったら楽しさを感じられず、次につながらないでしょうが、宣篤さんのスクールなら、何度も通いたくなります。そう言えば以前、原田哲也さんのスクールに参加したこともあるのですが、原田さんも同じように親しみやすさがありました。

 AFCでは、例えばライディングポジションや目線など、本当はとても大切なのに多くのライダーが独学かつ適当にやっているようなことから、ひとつひとつていねいに教えてくれます。それがラップタイム短縮にすぐ直結するかは分かりませんが、できることなら“体感”を“体現”につなげ、お客様にも安全にスポーツライディングのスキルアップを達成してほしいと願っています。

 ただし、これは自分自身の話として、サーキット走行は非日常の世界ですから、ひとつ教わったら他のことが抜けてしまったり、そうでなくても教わったことを忘れてしまったりすることも多くて……。やっぱり、繰り返しやることでカラダに覚え込ませないとダメですね。

BMWモトラッド首都圏ディーラーネットワークが主催する「GSファンライド」は、スキルに応じて自分のペースで楽しめ、希望者はトレーニングエリアでライディングレッスンも受けられる

 ちなみに、これはAFCとは関係ないのですが、モトラッド羽田もメンバーとなっているBMWモトラッド首都圏ディーラーネットワークでは、「サーキット・エクスペリエンス・イン袖ヶ浦」や「GSファンライド・イン浅間」、「G/Sデイズ・イン志賀高原」などを実施しています。またモトラッド羽田オリジナルとしては、例えば8月5日(土)〜6日(日)に「GS JOY志賀高原」というイベントを開催。そしてこれらのイベントには、インストラクターも招き、いわゆるライディングレッスンのようなことを盛り込んであります。サーキットに限らず、誰かにライディング技術を教わるというのは本当に有意義なことなので、こういうイベントを積極的に活用して、ぜひ体感してみてください。

 話は変わりますが、ちょっぴり私の近況報告をさせていただくと、ついに購入してしまいました。そう、「気になるモデル」としてずっと挙げていたR18を!

野崎さんがついに愛車として手に入れた、排気量1801㏄の巨大な空油冷ボクサーツインエンジンを搭載したR18の100周年記念限定モデル。ノーマルでもとにかく目を引く大迫力ボディがR18の魅力だ

 チョイスしたのは、BMWの創立100周年を記念する限定モデルの新車。最初は中古車を……とも考えていたのですが、100周年記念車が残り僅かと聞いて決断しました。7月上旬現在、まだ登録すらしていないのですが、今後はライトカスタムも……なんて画策中。そこまで激しくやるつもりはないのですが、R18はスポークホイールでタイヤがチューブタイプなので、パンクしたときのことを考えたら、ローランドサンズデザインあたりのキャストホイールに換装しようかなど、いろいろ思いを巡らせています。やっぱり、新しいバイクを手に入れるというのは、とてもワクワクしますね!

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