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紳士ライダー真夏のエチケット part1

真夏でも、ヘルメットやジャケットなどの装備の多いバイク乗り
汗だくや威圧感のある装備で周りに不快感を与えていませんか?
ちょっとした気遣いでそれらは解消できます!
真夏の猛暑でも爽やかで紳士なバイク乗りになりましょう!

世間のバイク乗りに対するイメージの違いはどこで生まれるのか!?

せっかくバイクに乗るなら
カッコよくありたい

「バイク乗りってダサいよね」と思われたくないですよね。どうせ乗るならスマートでカッコよくありたい。しかし、世間のバイクに対するイメージは両極端だったりします。

 それはなぜか? 周りにいるバイク乗りでイメージがついてしまうからです。

爽やかで紳士なバイク乗りを見たらカッコいいよねってなるし、誰にも気をつかっていないバイク乗りを見たらイメージは下がります。

 しかし、バイクウエアや装備は特殊で一般的ではないのも事実。さらに、外気の影響を受けやすく、夏はヘルメットの中は汗でぐちゃぐちゃだし、涼しい高機能インナーはぴちぴちで身体のラインが丸見えです。

 そんな頭ぐちゃぐちゃ身体ピチピチの集団が観光地や食事処なんかにいたら浮きます。バイクはかっこいいのに、乗る人がダサいなんて悲しい。

 夏が暑いのは仕方がないこと。だからこそ、ちょっとした気遣いで周りを不快にせず「バイク乗りってカッコいいよね」と思われるべく真夏のエチケットを解説していきます。

❶見た目対策

 バイクの装備は特殊で、ひと目見たらバイク乗りと分かります。つまり、バイクから降りても世間からアナタはバイク乗りとして見られているということ。

そしてアナタの印象が出会った人のバイクに対する印象になるということです。

個人的にはそういうのは嫌で、バイクってカッコいい乗り物だし乗っている人もカッコいんだよって思ってもらいたいです。

例えば、観光地を高機能インナーだけでうろうろしていたり、ヘルメットを被って汗だくになったぐしゃぐしゃの髪の毛で歩き回ったり、洗濯をせずに色がくすんだジャケットだったり。

だけど、ちょっと気をつかうだけで清潔感を出すことはできます。

髪が乱れていたら整える。汗を拭く。インナーの上に1枚羽織る。

たったこれだけでも随分と印象が変わります。

せっかくなら子供たちに「バイクってカッコいいよね」って思ってもらいたくないですか?

インナーだけで歩いてませんか?

真夏のツーリングには冷感作用のある高機能インナーを愛用している読者も多いと思います。ですが、ほとんどのインナーが身体にフィットしてピチッとしたものですよね。それだけで観光地などをウロウロするのは景観上よろしくありません。誰も観光先でピチピチの人を見たくないですよね? 上からTシャツなどを1枚着ればだいぶ印象が変わりますよ!

オススメアイテム:キャップ、Tシャツ

汗、しっかり拭いてますか?

汗でぐしゃぐしゃの髪の毛や、びちょびちょになったインナーをそのままにしていませんか? タオルなどでさっと汗を拭きするだけで雰囲気が変わります。また、ヘルメットで髪の毛はどうしても乱れち。汗を拭いた後はバイクのミラーを見てサッと髪の毛を整えたり、キャップを被ってまとめましょう!

オススメアイテム:ハンドタオル

ジャケット、定期的に洗ってますか?

砂埃や排気ガスはもちろん、真夏は汗でウエアはどんどん汚れていきます。白は特に分かりやすいですが、黒や色が入ったものでも、なんだかパリッとしないくすんだ見た目になっていきます。ジャケットによっては洗濯機で洗えるもの、手洗いしかダメなものなどいろいろありますが、中のタグを確認して定期的にジャケットを洗いましょう!

オススメアイテム:ミスト状消臭剤

BikeJIN2022年9月号(Vol.235)掲載

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