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鯛は鳴門の春便り♡

多聞恵美のうまいもんオカワリ!!

みなさまはじめまして。タモンメグミと申します。BikeJINのグルメツーリング連載「多聞恵美のうまいもん好っきゃモン!」を担当し早10ウン年。いろんなお店いろんな景色を、バイクを通じて感じて味わってきました。この度BikeJIN誌のwebリニューアルに伴い、BikeJIN誌面をまだご覧になったことのない方にもこうしてお話を聞いてもらえる場を頂けたわけで…ならば!

私の旅をもっと知ってもらいたい!旬のうまいもんの素晴らしさを伝えたい!バイクと温泉の相性の良さを知って欲しい!てゆーか「ドヤっ」て自慢したーい!(笑)

というわけで私が今まで味わって来た数々の旅を、やっぱりうまいもんを通してご紹介すべく『多聞恵美のうまいもんオカワリ!!』と題しお届けさせていただきます。

トップバッターは鳴門の鯛

鳴門の鯛

さてそんな訳で、連載初回のうまいもんトップバッターは鳴門の鯛!

渦潮で有名な鳴門海峡で水揚げされる鯛の知名度は言わずもがなの全国区ですよね。春のこの季節には「桜鯛」と呼ばれ旬真っ盛り。

鳴門の鯛にはこぶしと呼ばれる骨の節があるのですが、ソレ、実は骨折の痕なんです。激しい海流に揉まれた鳴門の天然鯛の証しなんですねえ。

明石海峡大橋と鳴門大橋の2つの橋を渡る旅感たっぷりのルート

四国の中でも徳島は私の地元神戸からのアクセスも良く、関西人にも身近なツーリングスポット。明石海峡大橋と鳴門大橋の2つの橋を渡る旅感たっぷりのルートです。

大迫力のうずしおを船で間近に見学し、少し甘めの昆布出汁がたまらなく美味しいなるちゅるうどんを朝食代わりに平らげる!地域の風土と地元の味は必ずリンクしているというのが私の持論、その為には現地調査…という名の寄り道も必須なんやモン!

明石海峡大橋と鳴門大橋の2つの橋を渡る

大迫力のうずしおを船で間近に見学

「鯛名所 鯛丸」

「鯛名所 鯛丸」

そして訪れたのが鳴門市中心部より淡路島側にある大毛島の東海岸に位置する「鯛名所 鯛丸」さん。(2015年2月取材当時)大きな窓から海と空の姿を目前に楽しめる開放感あふれる店内、グループツーリングもOKです。

鳴門の鯛を中心に、地物の海産物をふんだんに盛り込んだメニューは御前や定食のスタイル。鳴門のブランド野菜・鳴門金時をいただけるメニューもあり、老弱男女、生モノが苦手な方にも安心の御品書きですね。

刺身はすだちで、締めが鯛茶漬けのメニューも

私が頼んだのは鯛の刺身を中心に地の幸がふんだんに盛り込まれたメニュー。

ほんのり紅色に染まった刺身にすだちをキュッと絞っていただく春の味は、爽やかな柑橘風味の後に鯛の甘みが追いかけてくる絶妙のハーモニー!!

締めを暖かい出汁で鯛茶漬けとして楽しむ丼メニューもオススメです。刺身の時はプリプリだった鯛が出汁の暖かさでふわっと変化しこれまた絶品!

現在はこちら「シーサイドホテル鯛丸海月」として営業されているようで、誌面掲載当時からメニューの変更などもあるようです。お出かけの際はご確認を。

[SHOP DATA]
鯛丸海月
住所:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池15-33
TEL088-687-1001
営業時間:11:00~14:00(LO13:30)、18:00~22:00(LO21:00)
定休日:なし
ショップサイトへ
多聞恵美のうまいもん好っきゃモン!多聞恵美のうまいもん好っきゃモン!
ツーリング月刊誌「BikeJIN」において、創刊50号より連載を続けている人気企画「多聞恵美のうまいもん、好っきゃモン!」。ご登場いただくのはもちろん、BikeJINの連載記事で毎月ツーリングをしている多聞恵美さん。バイクに乗れる女性タレントとして、各バイク系イベントのMCとして大活躍中の彼女が、日本全国の美味しいモノをご紹介。このムックでは連載の中から、特に人気を集めた21話を「海の幸」「山の幸」「里山の幸」と料理ジャンルごとに掲載しています。

このムックのオリジナルコンテンツとして絶景ロードとして名高い志賀草津道路編も収録しています。

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