
【紅葉2025】北海道エリアの絶景紅葉ルート3選
バイク旅がもっとも鮮やかに彩られる秋がやってくる。日本各地の山々や渓谷は赤や黄に染まり、ライダーを誘う絶景の舞台に変わる。紅葉の名所と快走ワインディングが揃う道はまさに秋限定のご褒美ルート。絶景を求めてバイクを走らせれば、そこには新たな発見と感動が待っている。ここでは北海道エリアの紅葉ルートをご紹介!
■ BikeJIN vol.272 2025年10月号
文/盛岳郎
①三国峠

距離:約130㎞
所要時間:約2時間10分
北海道の国道の中でいちばん標高の高い峠である三国峠(標高約1139m)は、層雲峡〜上士幌を結ぶ快走ルート。見渡す限りの原生林が9月下旬〜10月上旬に色づき、展望台から松見大橋を望む紅葉の大パノラマは圧巻。朝晩は冷え込むため防寒を。鹿の飛び出しと濃霧にも注意しつつ、糠平湖などへの寄り道もオススメ。走行時は落ち葉にも要注意。給油は上士幌・上川側で早めに行おう
【立ち寄りスポット】三国峠展望台

② 知床

距離:約400㎞
所要時間:約7時間
知床半島を横断する国道334号・知床峠(標高738m)は、斜里と羅臼を結ぶ人気の快走ルート。眼前にそびえる羅臼岳とオホーツク海、根室海峡を望む大パノラマが広がる。9月下旬頃から葉が色づき始め、ナナカマドやダケカンバが山肌を鮮やかに染める。羅臼では海鮮、斜里では知床五湖散策などスポットも豊富」
【立ち寄りスポット】知床峠展望台

③支笏湖

距離:約98㎞
所要時間:約1時間50分
北海道・支笏湖は透明度の高い湖と恵庭岳の紅葉が織りなす絶景で、10月中旬〜10月下旬が見頃。湖畔を走る国道453号や276号はライダーに人気の快走ルートで、青い湖面と紅葉のコントラストが印象的だ。温泉も多く走った後の癒しにも最適。支笏湖の西側に位置する洞爺湖周辺の紅葉とあわせて楽しもう
【立ち寄りスポット】支笏湖
