[走行中にトラブル発生!]ウインカーのトラブルは手信号で対応

ツーリング中に突然ウインカーが故障!? そんな時、あなたはどうする?教習所で習った「手信号」は知っていても、実際に使うとなるとリスクも伴う。非常時の対処法と正しい知識を解説します

手信号を使えばキップは切られないが……

もしウインカーが点滅しなくなったら「手信号」という方法がある(教習所で習ったハズだが……)。右左折する時に、この手信号を使えば違反キップを切られる心配はない。

とはいえ周囲のドライバーやライダーが手信号の意味を理解しているとは限らない。しかも左手をハンドルから離すから不安定だし、クラッチも操作できない。現実的には、難しいうえに少々危険が伴う。

というワケで、ウインカーもタマ切れなら簡単に交換できるので、手信号はあくまで非常手段と考えたほうがいいだろう。

左腕を真っ直ぐ水平に伸ばすのが左折の合図。腕が斜め下に下がってしまうと「停止」の合図になってしまうので、キチンと真横に上げること。
水平に伸ばした左腕を、ヒジから直角に真上に上げるのが右折の合図。強く意識しないと「敬礼」のポーズになってしまうので躊躇しないこと。

電球の交換は意外とカンタン!

一般的な独立したタイプのウインカーはドライバーでレンズを外して交換できる(電球はGS等で購入)。カウルに埋め込まれたウインカーで、ネジが見当たらない場合は、裏側からソケットを抜いて交換するタイプが多い。

まずはウインカーレンズのビスを緩め てレンズを外す。
電球は左に回すと抜けるタイプと、ソケットから引き抜くタイプがある。
この時、新品の電球には素手で触れないように注意する。

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