CT125にブレンボ4POTキャリパーが装着可能になる日が来る!?

Gクラフトさんでは純正フォークを使いつつ、ワイドに変更出来るステムキットが試作開始されていました。当然ながらリムも太くすることも可能になるだろう!

■ モトモト vol.271 2025月8月号
Gcraft
三重県亀山市能褒野町13-2
0595-85-3608

CT125で前後ブレンボキャリパー化

ノーマルのフロントフォークを活かしたまま、ワイド化を実現する「ワイドステムキット」の開発が進行中のGクラフト。ステムの切れ角やオフセットはノーマルと同一で、自然なハンドリングを維持しながらカスタム性を拡張できる仕様だ。

フロントをワイドにする主な理由のひとつは、スポークとのクリアランスを確保することで大型キャリパーを装着可能にするため。取材時には試作段階のキャリパーサポートを用い、ブレンボ製4ポットキャリパーを装着したデモ車が展示されていた。荷物の積載が多く、制動力を高めたいCT125ユーザーには注目のアップデートだ。

さらにリアブレーキにもブレンボ製2ポットを採用できる試作品が開発されており、こちらは純正キャリパーサポートと入れ替えるだけで装着可能。まずはリア側から製品化が進む見込みで、発売は秋頃を予定している。CT125の制動力をトータルで底上げする注目パーツとなりそうだ。

スイングアームはノーマルのままでブレーキキャリパーが交換出来るので、純正シルエットだけど制動能力が欲しい人に是非なアイテムになりそうですね!
ブレンボ4ポットキャリパーはやはり大きいので、まずはスポークから離すことで干渉しないようにする。ローターも外にオフセットする必要があるのでスペーサーが入ります
まだまだ試作の3Dプリンター仕様ですが、純正と並べると相当ワイドな雰囲気は分かるでしょう。左右で20mmずつのワイドになっていて、純正ホイールのままでブレンボ4ポットの装着を可能とする

スポークホイールは意外にスペースが少ないので、ブレンボ4ポットはノーマルの状態では入りません。サポートは4ポットの他2ポット(カニ)でのリリースも予定

ブレンボ4POTキャリパー& サポート

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