• HOME
  • 記事
  • テクニック , DIRT SPORTS
  • 【激坂克服計画:02】トライアンフIAS野崎史高選手のトラテク!【激坂下りは、ハンドルまっすぐ、リアフェンダーに座るくらい猫背を!】

【激坂克服計画:02】トライアンフIAS野崎史高選手のトラテク!【激坂下りは、ハンドルまっすぐ、リアフェンダーに座るくらい猫背を!】

私は絶叫系は乗るまでウジウジしますし、実際バイクで下り坂を前にすると、一時停止し下を確認しないと進めないくらい下り坂に苦手意識があります。

下りの何が嫌いかというと、まず視覚的に怖いですし、勢いつけたくないのに勝手に前に行くし、停まりたくてブレーキをかけるとタイヤが滑って転ぶからです。少しでも段差があろうものなら、戦略的撤退を考えます。

今回一番痛感したのは、怖いものは変わらないけど、徐々にレベルを上げていけば少しずつ慣れてくるということです。怖いからやらないではなく、今回のような教えてくれる人や助けてくれる人がいるところで、怖くないレベルから始めて慣れさせて、怖いけどいけたを繰り返し、少しずつ自信というか経験を積むことが大切だと思いました。

正直全部クリアできると思っておらず、なんとか全部クリアできてビックリしました! 今回お天気に恵まれたこともあり、乾いた路面で挑戦することができたのも大きいですが、友達の曙光ちゃんと一緒に楽しくできたのも要因です! また遊んでね!

①:激坂を下る前に必要なのは、坂の角度、通るルートを必ず確認することだ。またフロントタイヤが坂の傾斜に入る手前から激坂対応のライディングポジションで!
②:視線は遠くへ、肘を伸ばし、猫背をイメージし、リアフェンダーに座るくらい身体を後ろに引く。そして下りは①フロントブレーキ、②リアブレーキ、③エンジンブレーキの3つの制動を利用する。どれか一つでも欠けるとバランスが崩れたり、下るスピードが調整できなくなる

登りはスタンディングでステップ加重!

今回の激坂は高低差20メートルくらい、斜度45度! と見た目は崖。劇坂上りはアクセルの開度とスタンディングで前後タイヤをトラクションさせることが重要だ。座ってしまうと加速でどうしても後ろ荷重になり、フロントが接地不足に。

オーバーハングな坂も基本は同じです

オーバーハング=張り出していて斜度が一瞬でも90度以上になっている坂を下る際でもライディングポジションは〝猫背〟で!!  ハンドルは必ず切れない様にまっすぐを維持。ヒカルさんも理解して一旦慣れたら余裕でした。

関連記事一覧