【紅葉2025】関東・甲信越エリアの絶景紅葉ルート4選

バイク旅がもっとも鮮やかに彩られる秋がやってくる。日本各地の山々や渓谷は赤や黄に染まり、ライダーを誘う絶景の舞台に変わる。紅葉の名所と快走ワインディングが揃う道はまさに秋限定のご褒美ルート。絶景を求めてバイクを走らせれば、そこには新たな発見と感動が待っている。ここでは関東・甲信越エリアの紅葉ルートをご紹介!

■ BikeJIN vol.272 2025年10月号
文/盛岳郎

①長野県・群馬県 碓氷峠

松井田妙義IC→佐久平スマートI C
距離:約40㎞
所要時間:約1時間5分

群馬と長野を結ぶ碓氷峠は、ライダーに人気のワインディングロード。秋は10月上旬から10月中旬が紅葉の見頃で、イチョウやモミジがカーブを彩り、走りながら鮮やかな景観を楽しめる。旧道から望む妙義山の奇岩と紅葉のコントラストは迫力満点で、碓氷第三橋梁「めがね橋」周辺は散策もオススメ

立ち寄りスポットめがね橋

② 栃木県・群馬県 日光

清滝IC→沼田IC
距離:約81㎞
所要時間:約1時間50分

日光のいろは坂は日本を代表するワインディングロード。48のカーブを駆け上がる道は紅葉の名所としても知られ、10月中旬〜11月上旬にカエデやナナカマドが鮮やかに彩る。中禅寺湖や華厳の滝といった景勝地も近く、走りと絶景の両方を満喫できるルートだ。秋の日光は混雑必至だが、一度は走りたい名道だ

立ち寄りスポットいろは坂

② 山梨県 昇仙峡

甲府昭和IC→韮崎IC
距離:約44㎞
所要時間:約1時間15分

日本屈指の渓谷美を誇る山梨・昇仙峡は、奇岩と清流が織りなす景観が魅力。例年、10月中旬頃からカエデやモミジが彩り、渓谷を走る道は紅葉のトンネルとなる。仙娥滝や影絵の森美術館など立ち寄りスポットも豊富で、甲府からのアクセスも良好。紅葉と絶景を一度に味わえる人気ツーリングルートだ

立ち寄りスポット昇仙峡パノラマ台展望台

② 岐阜県・長野県 奥飛騨

松本IC→飛騨清見IC
距離:約110㎞
所要時間:約2時間30分

奥飛騨を代表する名瀑・平湯大滝は落差64mの迫力で、10月中旬〜下旬は周囲のナナカマドをはじめとした木々が鮮やかに紅葉し圧巻の景観となる。近くの安房峠はワインディングが続く峠道で、秋は紅葉に包まれながら走りを楽しめる。温泉地も点在し、紅葉ツーリングと温泉巡りを同時に味わえるエリアだ

立ち寄りスポット平湯大滝

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