【A.S.Hオイル】ギアチェンジなしでもスムーズに走れる、ウッズ、下りでも1つ上のギアを使える

エンジンの性能を100%発揮させ、かつパーツなどの金属同士の摩耗を防ぐ役割、エンジンオイル。ブランドごとにそれぞれエンジンを守り、性能を発揮するべく特徴がある。そんなエンジンオイルを編集部が実際にテストをしてリポート!

PHOTO&TEXT/H.Kishizawa 岸澤秀夫

FSE MOTO-SPEC

A.S.H.のエンジンオイル、フラッグシップモデルのFSE MOTO-SPECをYZ250FXに注入し、人気のクロスカントリーエンデューロWEX-EAST長野県GAIAの90Aに参戦。モトクロスコースとウッズがミックスされた幅広い速度域のコースでエンジンオイル負担も大きい。だが、A.S.H.のエンジンオイルはノーポリマーにより、一貫して限りなくゼロに近い粘度低下、ロングライフを実現してくれる。

テストコース|長野県ワイルドクロスパークGAIA|WEXイースト90分クラス
FSE MOTO-SPEC
オープン価格
100% エステル化学合成オイル
10W-40、10W-50、15W-50
容量:1L

一般的にウッズなどの低速でエンジンに負荷がかかりやすい箇所では高温により、ポリマー=「増粘剤」、オイル内の分子構造が破壊されオイルスラッジとなってしまうが、A.S.H.はノーポリマーにより油膜粘度が低下せずベストな状態を長く保つことができる。

FSEのエステルは、植物原料のベースオイルで、一般的な炭化水素系合成油より金属に吸着する電気的なエネルギーを有する。さらに粘度低下率0.5%という油膜保持力をプラスし、二つの力で機関内部を潤滑保護しているとのことだ。

PSE 2TCS MOTO-SPEC

ステアケースのキッカケ、少し速度の高いギャップの手前でフロントを上げたりリズミカルに決まりました。どの回転域でもバラつきなく安定しているのは良いところです。

PSE 2TCS MOTO-SPEC
オープン価格
部分化学合成オイル
2サイクル専用オイル
容量:1L

.

VSE MOTO-SPEC

ザ・スタンダードなスペックのVSE MOTO-SPEC。ファンバイクで3レース使用しましたが、シフトフィーリングの変化などが全く感じられません。乗り倒されることが多いファンバイクなどに、オイル劣化を防ぐノーポリマー採用の同オイルは長寿命で最適です。

VSE MOTO-SPEC
オープン価格
100% VHVI+エステル化学合成オイル
10W-40、10W-50
容量:1L

関連記事一覧