「どこでもコーヒー」セットとは?|旅の達人のバッグの中身/マヒトさん

日本全国をバイクで走り抜けるマヒトさんが愛用するのは、コンパクトで実用的な“どこでもコーヒー”セット。ラフ&ロードの2WAYバッグに詰め込まれた、ツーリングを豊かにするこだわりアイテムを大公開!

マヒトさん
本誌の創刊から連載を続ける、ロックンライダー。シーズンインを迎えて、イベントMCやゲストとして各地を駆け回る日々を過ごす。季節を問わずキャンプツーリングも楽しんでいるが、日帰りツーリング時は荷物を厳選して身軽さを重視


ツーリングの必需品「どこでもコーヒー」セットとは?

日本各地のイベント仕事のときは決まってバイクで移動、さらに本誌のツーリング連載などで、日本各地をバイクで走り続けているマヒトさん。「最低限、雨具は持っていくようにしているけど、日帰りって決まってたら、今まではあまり荷物は持って行かない派だったんやけど、最近はコレかな」と話しながら広げられたマヒトさんのバッグの中身は、ミニテーブル、シングルバーナー、ウォーターボトル、クッカーセット、コーヒー粉やドリッパーなどがまとめられた“どこでもコーヒー”セット。

「どれもコンパクトにまとまっていて、旅先での休憩時間とか、どこにいてもサッとコーヒーが飲めるのがイイのよ」「旅先で“お呼ばれ”することもあるからこれも必須なのよ」と“マイ箸”を持つ理由も教えてくれた。ラフ&ロードのバッグはシートバッグにもなる2WAY仕様で、丈夫さがお気に入り。

「ラフロのアイテムはどれも丈夫なモノばっかりで、ずっと使えてしまうんよね(笑)。このバッグも丁寧に使っている訳じゃないんだけど、全然不具合なしヨ」

SOTOのシングルバーナーとクッカーセットを持っていくのが、最近の日帰りスタイル。どこでもサッと広げてお湯が沸かせるので、淹れたてのあたたかいコーヒーを味わうことができる。「ポーチにも収まるサイズなのがイイのよ」

持ち物リスト

❶ バーナー用の風防
❷ テーブル(キャプテンスタッグ/アルミミニテーブル)
❸ 自宅で挽いたコーヒー豆とフィルター
❹ ウォーターボトル
❺ レインジャケット(ラフ&ロード)
❻ ガス缶(SOTO/CB TOUGH 125)
❼ シングルバーナー(SOTO/レギュレーターストーブ TriTrail)
❽ クッカーセット(SOTO/サーモスタックとダイソークッカー)
❾ 箸(スノーピーク/和武器 Mと工具ポーチ)

❶バーナー使用時に風防があるとないとでは、沸騰時間が大違い。❷ミニテーブルはキャンパーの定番とも言える、通称“鹿番長のアレ”。脚とフチ、コードが赤いモデルを愛用。❸自宅で挽いたコーヒー粉、ドリッパー、フィルターが入ったセット。❹湧水を汲むこともあるウォーターボトル。❺急な雨に備えてラフ&ロードのレインジャケットを携行。❻❼ミニマムなCBガス缶ととにかく軽量なシングルバーナー。❽SOTOのクッカーセットにダイソーで購入したクッカーを組み合わせ。❾旅先で“お呼ばれ”したときのために、マイ箸も忘れずに。

道具を入れるのはコレ!

【ROUGH&ROAD】スクエアザック&シート
ザックとして背中に背負うことも、シートバッグとして車体に取り付けることもできる2WAY仕様のバッグ。「どっちでも使えるのがいいし、少々雑に扱っても全然大丈夫なのがラフロらしい」とマヒトさん。トップリッド裏は小物入れになっていて、ここにペンや飴などを入れることが可能。散らかりがちな小物をしっかり整理

POINT

「これが見事にフィットしたのよ」と見せてくれたのが、ダイソーのキャンプクッカーにすっぽり収まったSOTOのサーモスタック。保温マグにもなるので、淹れたてのコーヒーを長い時間楽しむことができる便利なセットだ
無類のコーヒー好きでもあるマヒトさん。旅先で買ったコーヒー豆を自宅で挽いて、次の旅先へと持参することも。ドリッパーは組み立て式の薄型のものをチョイス
風を遮るものがない場所でも、風防を持っていけば、バーナーの炎が安定。お湯が沸く時間も早くなる。高地や海沿い、湖畔など、様々な場所に出かけるマヒトさんらしいアイテム

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