マスツーリング後続ライダーの4つの作法|ツーリング成功マニュアル

慣れていないビギナーは不安なのが当たり前。無理はせずに先導ライダーに助けを求めよう。もちろん行程の確認などの準備は済ませておくのが前提

無理せず、安全に――後続ライダーの心得

グループツーリングで後ろを走るとき、ついつい「ついて行かなくちゃ」と無理をしてしまいがち。でもそれでは走りに余裕がなくなり、ツーリングを楽しむどころではありません。

出発前にルートや目的地、休憩ポイントなどの情報を確認しておくことで、気持ちにも余裕が生まれます。走行中は先導者の死角に入らず、無理のないペースで走るのが基本。はぐれてしまった場合も焦らず、バイクを停めて連絡を取り合いましょう。

無理をしない、安全第一で走ることが、また次も一緒に走りたくなるライダーへの第一歩です。

【POINT1】先導ライダーから見える位置に

グループツーリングで走る際は、初心者は先導ライダーから見える位置をキープするのが、双方にとって安心。視界に入っていれば、ペース配分や異変にも気づいてもらいやすく、より安全です。無理に前に出たり後ろに下がりすぎず、適度な車間を保ちながら走ることを意識しながら走りましょう

【POINT2】ルート・行程は出発前に把握

出発前には、ルートや行程をしっかり把握しておくことが大切。どこを走り、どこで休憩・給油するのかを知っておけば、不安や迷いを減らせます。地図やナビアプリで事前に確認を。全体像が分かると、安心してツーリングを楽しむことができます

【POINT3】はぐれてしまっても落ち着いて

ツーリング中にはぐれてしまっても、焦らず落ち着くことが大切です。止まりやすい場所に移動して、安全を確保。事前に連絡手段や集合ポイントを決めておけば安心です。無理に追いつこうとせず、状況を確認して行動を。冷静な対応が、安全なツーリングを支えます

【POINT4】無理は絶対にしない!

ツーリング中は「無理は絶対にしない!」が鉄則。眠気や疲れを感じたら、迷わず休憩したいと先導ライダーに伝えましょう。天候や路面状況が不安なときも同様。無理をすると判断ミスや事故につながりやすくなります。グループでも、安全第一がツーリングを楽しむ基本です

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