
ワイズギア純正エンブレムで再現する伝説の「ストロボ&音叉」
ヤマハの歴史を象徴する「音叉マーク」や「ストロボライン」。ワイズギアが展開する純正エンブレムやデカールを活用し、愛車を歴代の名車風に仕上げるヘリテージカスタムの楽しみ方と、1955年のYA-1から続くタンクグラフィックの変遷を辿ります
歴史をたどるヘリテージカスタムのススメ
ストロボグラフィックセット
価格:2,860円 高級素材を使用した本格ストロボグラフィック
YAMAHAエンブレムセット L 黒、白、銀、黒鉄
Lサイズ/価格:990円 Mサイズ:770円
2枚セット、抜き字タイプのエンブレムセット
音叉ビトロエンブレム 60φ
価格:2,530円 軟質樹脂製、張り付けタイプのエンブレム 2枚1セット
ビンテージエンブレム
価格:2,310円
ビトロタイプ(軟質)のヤマハエンブレム
オールドレーサータンクエンブレム
価格:3,300円 クラシカルな雰囲気の高級ステッカー
インクだけが残るタイプ 2枚1セット
ヤマハの純正アクセサリーを扱うワイズギアでは補修部品としてタンクエンブレムやデカールなどのグラフィックを販売している。バイクの顔ともいえるガソリンタンクのグラフィックは印象深く、補修だけでなくカスタムとしても重宝する。メーカーから発売されていないパターンにペイントする場合は必需品だ。筆者(編集部ナカジマ)もRD250 、RZ250、SR500などをTZカラーやインターカラーにペイントするときにはTZの金文字やYZの赤いストロボラインなどの純正デカールを活用した思い出がある。ヤマハ純正エンブレムとステッカーでヘリテージカスタムを楽しんでみませんか
高まるヘリテージモデル人気
近年、バイクのジャンルとして、歴史的名車のエッセンスを盛り込んだヘリテージモデルの人気が高まっている。メーカーのカスタムモデルともいえるモデルで、ヤマハのXSR900GPはその名の通り、GP500のイメージを重ねたモデル。ヤマハは各モデルの周年記念モデルなどで、自社の歴史的なカラーリングを施してきた歴史もある。ヤマハのワークスマシンである白いボディに赤のストロボラインと、アメリカのヤマハが採用していた黄色のボディに黒のストロボラインは人気色だ。2026年はXSR900GPに、この黄色バージョンが加わることが発表されている。





写真左は1983年のYZR500とXSR900GP、写真中央は1978年のYZR500と2026年発売予定のXSR900GP。レーサーのカラーリングが市販車にフィードバックされることが多かったが、2024年の鈴鹿8時間耐久レースでは、市販車のYZFのカラーリングを纏ったレーシングマシンが出走して話題となった。1999年のYZF-R7(OW02)写真右上はスーパーバイクレース参戦を前提にした特別仕様車で、R1に先駆けて音叉マークを採用。世界限定500台が販売された。1998年から2021年までのYZFーR1のタンクデカールはYAMAHAの文字だったが、2002年以降は音叉マークが採用されるようになった

パーツメーカーのアクティブのショーモデル
XSR900に同社のゲイルスピードホイール、セパレートハンドルなどを組み込んだカスタムモデル。アルミ地風の塗装を施されたガソリンタンクにはXS1カラーのビンテージエンブレムを採用している。ねじ止めタイプではなく、ビトロタイプなので多くのタンクの異なる局面にもフィットする


YB1の補修で迷う
ヤマハ操業70周年を祝う気持ちを込めて20年ぶりにYB1を復活させた。ノーマルタンクエンブレムはビトロタイプの音叉マークだったが、放置している間に硬化してしまったので外してしまった。80年代のSR風のカラーリングのタンクにはYAMAHAの文字もに合いそうだ。赤くペイントして小ぶりのYAMAHA 文字でTDー1を気取るのもイイ。白くペイントしてタンク上面に赤いラインを入れ、オールドレーサータンクエンブレムを貼ればヤマハ2ストカスタムの定番「TZ」に。黄色くペイントしてストロボグラフィックを組み合わせれば70年代のUSヤマハの出来上がり
ヤマハスポーツタンクエンブレムの変遷



ヤマハは1955年にYA-1(写真左)を発売してバイクメーカーとしての扉を開いた。この時のタンクには日本楽器譲りの丸い音叉マークが貼られていた。
1959年のYDS-1は音叉マークではなくYAMAHAの文字だけとなり、1962年の市販レーサーTD-1(写真中央)も赤いタンクにヤマハの文字だけのグラフィックを採用。TD-1は空冷2ストローク並列2気筒246ccエンジン搭載のヤマハ初の市販レーサー
1965年のスポーツバイクYM-1(写真右)はYAMAHAの文字をプレート埋め込んだタンクデカールを採用した。YDSシリーズの流れを汲む、2ストローク並列2気筒305ccエンジンを搭載したモデル



1965年のRD56(写真中央)はヤマハが世界GPに送り込んだレーシングマシン。タンクには楕円の音叉マークと金文字のYAMAHAを組み合わせたタンクグラフィックとなり、1974年のTZ750(写真左)やTZシリーズに受け継がれた。RD56は1964年、1965年の世界GP250㏄クラスで、フィル・リードと共にメーカー・ライダー両タイトルを連覇した
1970年のXS1はヤマハ発動機が、初めて発売した4ストロークモデル。XS1とDT-1は立体的なプレートをねじ止めするタイプのエンブレムを採用。赤色のベースに輝くメッキのYAMAHAのロゴが印象的
1978年、USヤマハのワークスマシは、タンクのグラフィックも黒いスピードブロックの中にYAMAHA ロゴが入っている。ヤマハ本社のやーくすマシンのタンクエンブレムは楕円の音叉と金文字の組み合わせだが、カウルとシートカウルに赤のスピードブロックが与えられている

1978年 YZR750(0W31)、YZR500(0W35K)はYZR500(0W23)をベースに、7ポート・ピストンリードバルブ吸気を採用した並列4気筒750ccエンジンを搭載。1976年登場以来改良を重ねた。1978年にはYZR750(0W31)がフォーミュラ750世界選手権チャンピオン(ジョニー・チェコット)、デイトナ200優勝(ケニー・ロバーツ)。YZR500(0W35K)は世界GPチャンピオン(ケニー・ロバーツ)を獲得した




1989年のYZR500(0WK1)からガソリンタンクには真円の音叉マークが貼られた。J・M・バイル、阿部典史、S・クラファー、R・ラコーニが各コースの最高速記録を更新した。以降現在のMotoGPマシンに音叉マークのタンクエンブレムが受け継がれている

