
カワサキ注目のニューモデル|Zシリーズ「Z900RS」と「Z1100」
PHOTO:川井 晴稀 TEXT:単車倶楽部
カワサキモータースジャパン https://www.kawasaki-motors.com
Zシリーズ最高位のスーパーネイキッド
Z1100

2026年型カワサキZ1100は、Zシリーズの最新フラッグシップとして2026年2月に国内発売予定。水冷並列4気筒1,099c cエンジンは136P S /9,000r p m、最大トルク113Nm/7,600rpmを発揮し、スムーズかつ力強い加速を実現する。車体はアルミ製フレームにより高剛性と軽量化を両立、電子制御デバイスも充実しており、日常の街乗りから高速ツーリングまで幅広く対応する万能性が魅力だ。シート高は815mm、車両重量は221kgと、リッターバイクながら扱いやすい設計となっている。上位仕様のZ1100 SEは、専用サスペンションやブレンボ製ブレーキ、高級塗装などを装備し、より上質な乗り味と所有感を提供。価格はZ1100が税込1,584,000円、SEは1,749,000円となっている。デザインは“SUGOMI” コンセプトに基づいた鋭いスタイリングで、新時代のZを象徴する存在だ。
Z1100 SE/メタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックマットカーボングレー
現代パフォーマンスを存分に取り入れたネオレトロスポーツ
Z900RS/Z900RS SE

伝説的モデルZ1を現代に再解釈したネオレトロバイクとして、2017年の登場以来高い人気を誇るZ900RS。ニューモデルは電子制御や快適装備を強化。従来の基本的な制御に加え、 6軸IMU 、電子スロットル (ETV) 、 統合コーナリング制御 (KCMF) 、クイックシフター、クルーズコントロール など、現代バイクらしい電子制御が標準装備。エンジンは948cc水冷並列4気筒で、最高出力は111 PS/8,500rpm から 116 PS/9,300rpm に向上、最大トルク98 N·m/6,500rpmから98 N·m/7,700rpmで高回転域での伸びが期待される。シート高は835mm、車重は216kgと、日常使いからツーリングまで幅広く対応する万能な性能を持つ。
上位仕様のZ900RS SEは、細部に至るまで上質なこだわりが詰まっており、より存在感を放つ。GPS対応前後2カメラ ドライブレコーダーやUSB Type-C 電源ソケットが標準装備されているのも嬉しいポイントだ。
価格はZ900RSが税込1,485,000円、SEモデルは税込1,606,000円。CAFEは1,540,000円。

ブラックボールエディションはスプロケ、チェーンに至るまでブラックアウト仕上げ。エンブレムもクラシカル仕様だ


