
令和の新常識!冬季のツーリングを快適に楽しむコツ|プランニング編
冬のツーリングは、澄んだ空気と静かな景色が魅力。しかし油断すると、寒さや路面凍結などの危険に直面することも。安全に走るために大切なのは、ルート・時間・目的地の「冬仕様」な設定だ
ルート設定
標高の変化が少ない行程を選ぼう

冬のルート設定は、気温の移り変わりや路面状況の変化に着目したい。標高が高いところを通るワインディングやスカイラインは、日が上がっても気温が上がりにくいため、走っていると体温が持っていかれてしまう。また平地では問題なかった路面も、標高が高い山の上では昼過ぎになっても凍っているということも珍しくない。温度変化が激しい山道ではなく、平地を迂回するルートを選ぶのもリスクを避けるための手段だと言えるだろう。
走行時間の設定
できるだけ早朝・深夜は避けよう

冬季は太陽が出ている時間が短い。夏場と同じような早朝にスタートしようとすると、まだ真っ暗だったということもある。暗いと路面状況の変化をつかみにくいし、ヘッドライトだと照らしきれない部分があるので視界も狭い。また自分だけじゃなく、周囲を走っている車のドライバーの視界も狭まっている。余計なアクシデントに巻き込まれる確率を減らすためにも、夏場よりも遅めのスタートで往復できる場所を目的地にするとよいだろう。
目的地、休憩場所の確認
冬季の営業時間をチェックしておこう

観光地などでは夏と冬とで営業時間が変わるという店舗が少なからずある。中には「冬季は休業」なんて店も。到着したらやっていなかった、通るワインディングやスカイラインは、日が上がっても気温が上がりにくいため、走っていると体温が持っていかれてしまう。また平地では問題なかったということを避けるためにも、事前にウェブサイトやSNSなどで営業時間を確認しておこう。特にSNSは臨時休業をアナウンスしていることもあるので参考になる。また去年はあったコンビニが閉店していたなんてこともたまにあるので、休憩ポイントに使おうと考えている場合は念のためチェックしておきたい。

