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長崎県 島めぐりの旅「対馬・壱岐」 移動は九州郵船のフェリー! その1

こんな景色があるなんて、対馬って素敵すぎる!
※写真は特別に許可をいただき撮影しています。危険ですので、バイクの進入は控えましょう

博多からおよそ130km先に、長崎県・対馬がある。
ここは「国境の島」として、韓国・釜山は目と鼻の先。
地理的にも歴史的にも日本の重要拠点だった対馬はフェリーを利用すれば愛車で遊びに行けるのです!

最北端は博多よりも釜山の方が近い!

長崎県の対馬は、広域地図で見ると実に韓国・釜山に近い。対馬の最北端から釜山までの直線距離は50kmほどで、韓国からの方が近い島なのである。

遊んできた人:編集長 中村淳一

これまでに何度か島旅を体験してきた本誌編集長。この対馬ツーリングは年末年始に敢行し、全走行距離は2200㎞

冒険心が掻き立てられるワンダーアイランド・対馬

この島は、お隣の国・韓国から直線距離で50km。そこに、今回の舞台、長崎県対馬がある。

この対馬は、国防上重視される島であるため、江戸時代は朝鮮外交の拠点、第2次世界大戦、朝鮮戦争などが起きれば大きな影響を受ける地。そんな地理的・歴史的な背景があったため、現在でも自衛隊駐屯地など防衛施設・史跡が各地に点在している。対馬は「国境の島」と呼ばれているが、ひとたび対馬に足を踏み入れるとその言葉の意味が分かるハズだ。

そして、もうひとつ。博多から対馬が130kmなのに対し、釜山から対馬は直線距離で50km。韓国・釜山から北部の比田勝港へ高速船が出ていることもあり、韓国人旅行者がこの対馬に年間35万人近く来日。人口約3万人の対馬にこれだけの旅行者が来るとなると受け入れ体制も大変そうだが、島のいたるところでハングルが併記されていたり、ツアーのバスが出ていたりと、観光面は盤石。なので、韓国旅行者を見かけるシーンはかなり、というかフツーにあった。
まさに、対馬は日本にいながらにして、異国情緒も味わえるワンダーアイランドなのだ!

泊まるなら厳原がオススメ

対馬で1泊するのであれば、オススメは中心街である厳原がいいだろう。居酒屋やスナックもあるため、夜に一杯楽しめるというのがその理由。コンビニ、ガソリンスタンドもあり便利だ。玄関口である厳原港もあるため、拠点にしやすい

Schedule

1日目
夜10時に博多港発で対馬に向かう

2日目
朝4時に比田勝港に到着

ツーリング

東横イン対馬厳原に宿泊

3日目
昼3時、厳原港から博多港へ向かう

夜8時、博多港に到着

ポイント

和多都美神社(わたづみじんじゃ)

ここが絶景スポット、和多都美神社だ。島の中部エリアに位置し、竜宮伝説が残されている。本殿正面の5つの鳥居のうち2つは海中にそびえているのが特徴だ。潮の干満により様相を変えるので神秘的な雰囲気が味わえる

長崎県対馬市豊玉町仁位字和宮55
TEL:0920-52-1566
(対馬観光物産協会)

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