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ユーラシア大陸横断 カザフスタン編① 3カ国目のカザフスタンに入国

目指せユーラシア大陸横断

こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、昨年末から今年2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!

7月31日。ロシアを経由しカザフスタンに

モンゴルを出国してからバルナウルという街などロシアを1200kmほど走り3カ国目のカザフスタンに入国。カザフスタンは日本人であれば30日間の観光目的の滞在であればビザなしで入国できる。入国の手続きもスムーズにいき、1時間ほどで入国できた。

カザフスタン
人口約300万人
面積約272万4900平方km(日本の約7倍)
首都アスタナ
公用語カザフ語、ロシア語
通貨テンゲ

「カザフスタンと言えば」?

ロシアからカザフスタンに抜ける国境のゲート

正直なところカザフスタンは目的地というより経由地。勉強不足なだけであるが、「カザフスタンと言えば」と聞かれて何も頭に浮かんで来ない。何も情報を得ずに入国してしまった。
島国の日本では外国に行く場合、目的地に飛行機で向かうのが一般的なので、その土地で何語が通じるかぐらいは調べるのが普通だろう。しかし大陸横断となると、気がつけば何も知らない国にたどり着いてしまった、なんてこともある。
何も知らない国にいるというのはとても不思議な気分だ。不安な一方で、これから何があるかわからない楽しみもある。
入国する10日ほど前にカザフスタンのフィギュアスケート選手が強盗殺人の被害に遭うというニュースを聞いたばかり。紛争のある危険地帯ではないはずだがどんな国なのだろうか。

物価は安いが気温は高い

国境を越えた直後のカザフスタンの景色

ガソリンはレギュラー相当もので1リットル約50円ほど。日本の3分の1の値段だ。ロシアやモンゴルよりも安い。食堂に行っても300円あれば満足に食事をすることができそうだ。
ただ長居するには厳しい環境も。これまでは日本より緯度の高い場所にいたので気温30度を超えることはほとんどなかったが、天気予報をみるとカザフスタンを南下するに連れて気温は上昇する一方のようだ。連日35度を越える気温。日本の夏ではもはや珍しくないのかもしれないが、これまで涼しい場所にいただけに、恐怖の数字だ。

ロシアやモンゴルとは違う色合いの風景

黄土色のカザフスタンの景色

国境を越えて幹線道路を走っていると森のような景色は少なく、平野と遠くに小高い山が見えることが多い。印象的なのは草はたくさん生えているのだが、その色が黄土色な部分が多いことだ。枯れているのかはわからないが緑色の部分が少ない。
これまで見てきた景色を一言で表すと、ロシアでは深緑色の木々が生い茂り、モンゴルは淡い緑色の草原が広がっていた。
なんとなく想像していたカザフスタンの景色ではあるが、国境を越えてすぐに景色が変わるとは思わなかった。陸地でつながっているのに、その国々で異なった景色を楽しませてもらえている。

■カザフスタンMap

・ユーラシア大陸横断 ロシア編1
・ユーラシア大陸横断 ロシア編2
・ユーラシア大陸横断 ロシア編3
・ユーラシア大陸横断 ロシア編4
・ユーラシア大陸横断 ロシア編5
・ユーラシア大陸横断 ロシア編6
・ユーラシア大陸横断 ロシア編7
・ユーラシア大陸横断 ロシア編8
・ユーラシア大陸横断 ロシア編9

・ユーラシア大陸横断 モンゴル編1
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編2
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編3
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編4
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編5
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編6
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編7
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編8
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編9

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