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焚き火好きNANA-KOの100均キャンプグッズ活用術➋


100均キャンプグッズの賢い活用方法!

炊飯袋

NANA-KOおすすめ度 ★★★☆☆

[ 購入場所 ] ダイソー
[ 購入価格 ] 110円(10枚入)
【参考価格】メスティン(500円~)、クッカー(1000円~)などご飯を炊くアイテムの中では最安値

飯盒やメスティンを持っていなくても、コッヘルや鍋で炊飯ができるアイテムがコレ。0.5合を目安に袋に入れて、沸騰したお湯に入れる。火加減に気を付けることと途中でお湯を捨てる手間はあるが、かさばるアイテムを増やす必要はない。火加減が強いと焦げるので要注意。しかし怪我の功名でおこげが美味しかったのでヨシ! ご飯を出すときに火傷に気を付けて。

シュラフ

NANA-KOおすすめ度 ★★★☆☆

[ 購入場所 ] ダイソー
[ 購入価格 ] 1100円
【参考価格】一般的には数千円から、高機能なモノなら数万円と幅広い価格で販売されている

シュラフが1000円なの? 化繊製で使用温度は15度から。封筒型で頭が丸っと出るので枕が欲しくなる(身長167㎝)。値段のためか割り切ってジッパーが外側にしかないのがちょっと使いづらい。ブランドの寝袋と比べるとかさばるし重量もあるが1000円と考えれば十分な作りだ。とりあえずキャンプをしてみたい最初の寝袋と考えたら試してみる価値はある。

アルミY字ペグ(マーカー付き)

NANA-KOおすすめ度 ★★☆☆☆

[ 購入場所 ] ダイソー
[ 購入価格 ] 110円(2本入)
【参考価格】ペグも色々なタイプが販売されているが、アルミ製であれば10本で2000円くらいから

テント周りで消耗品なのがペグ。付属してくるモノは気が付けば半数が曲がっている私のペグたち。2本で100円ならば試してみよう! アルミなので地面が砂利など固めな場合は厳しく、使用する場所を選ぶ。今回も1本は曲がった。でもこれはブランドモノでも同じなので、予備と考えればまあいいかな。ただし18㎝と短めなため強風のときには心もとない。

折りたたみ椅子

NANA-KOおすすめ度 ★★☆☆☆

[ 購入場所 ] ダイソー
[ 購入価格 ] 550円
【参考価格】ブランド物で4000円くらいから、ノーブランドで2000円くらいからあり

似たものをバイク用品量販店や雑貨屋でも見かけるが、もう少し安価なのがコレ。耐荷重は60キロ。ということは一般的な体型の男性は厳しい? 72キロの男性が座っても壊れることはなかったがオススメはしない。骨は細い金属で、横や後ろのモノを取ろうと身体をひねると同時にねじれてしまう。長期間の使用は難しいかも。

組み立て式ミニコンロ&防火シート

NANA-KOおすすめ度 ★★★★☆

[ 購入場所 ] キャンドゥ
[ 購入価格 ] 各550円
【参考価格】コンパクトに畳めるコンロは2000円くらいから。防火シートは1500円くらいから。

焚き火台が500円で買えるのか、と手にした。値段通りで金板は薄く、強度も低い。一度火を入れたら持ち運びは難しい。が、焚き火台で500円はまずないので、まずは焚火を体験するには買いのアイテム。収納袋は別途必要だが薄く収納できる。防火シートは35×50㎝で小さいと感じる。また完全に熱を遮断する仕様ではないようで、焚き火の場所を選びそうだ。

段ボール燻製器

NANA-KOおすすめ度 ★★★★★

[ 購入場所 ] キャンドゥ
[ 購入価格 ] 110円(網は110円、スモークウッドは1個220円)
【参考価格】金属製の折りたたみ式であれば4000円くらいから

キャンプで燻製をしてみたい!という私の夢を手軽に叶えてくれたアイテム。燻製器のほかに網やスモークウッドは必要なものの、金属製のものより軽く薄く持っていくことができるうえ、燻製を楽しんだら焚き火にくべてしまえばゴミにもならない。スモークウッドを使用するため段ボール製ながら火事になる心配も少ない。

シリコン加工プレート

NANA-KOおすすめ度 ★★★★★

[ 購入場所 ] ダイソー 
[ 購入価格 ] 220円
【参考価格】メーカー品であれば1000円~

キャンプで食事をしてちょっと面倒だなと感じるのが洗い物。自然のなかにあるキャンプ場ではできればあまり洗剤は使いたくない。この皿ならばシリコン加工をしてあるため米は張り付かず、脂もウェットシートなどで拭いてから洗えば水洗いでもキレイになる。大きいタイプやボウルタイプもあった。

折りたたみナイフ

NANA-KOおすすめ度 ★★★★☆

[ 購入場所 ] ダイソー
[ 購入価格 ] 110円
【参考価格】メーカー品であれば1000円~

出先で見つけた美味しそうな果物を食べたい! 肉を切りたい! そんなときにあると便利なのがナイフ。ちょっとしたものを切るには問題なく切れる。これは折りたたみなので万が一刃がほかの荷物を傷つけてしまうこともないだろう。ただ折りたたみゆえに固いモノや力が必要なモノを切るのは少々不得手かも。

LEDヘッドライト

NANA-KOおすすめ度 ★★★★★

[ 購入場所 ] ダイソー
[ 購入価格 ] 110円(単4電池3本別売)
【参考価格】ホームセンターや通販では1000円以下の物を探すのは難しい

へッドライトが100円で買えるの? と驚いた。単4電池3本は別売だが光量は十分。難点と思えた部分は、電池ボックスの開閉に精密ドライバーが必要な点と、頭に巻くゴムベルトが弱く感じるくらい。とはいえホームセンターで1000円ほどで購入した私のモノとほとんど変わらない

ペグ用蓄光リング

NANA-KOおすすめ度 ★★★★★

[ 購入場所 ] キャンドゥ
[ 購入価格 ] 110円
【参考価格】一般的な通販サイトでは50個で1000円弱から、30個で600円から

仕切られたサイトならよいがフリーサイトでありがちなのが、日が落ちてから張られたペグやロープに足を引っかけてしまうこと。これをつけることで他のキャンパーにもペグの場所を知らせることができる。ロープに絡ませるもう少し大きなタイプもあるのだが、これはペグの頭にかぶせるだけなので手間はない。

ホビー鋸

NANA-KOおすすめ度 ★☆☆☆☆

[ 購入場所 ] キャンドゥ
[ 購入価格 ] 110円
【参考価格】1000円弱からあり

焚き火台の大きさによっては薪が長すぎて、うまくくべられないことがある。そんなときにサッと取り出して薪を短くできる鋸だ。全体的に薄く軽いので、歯に気を付ければバッグの端に入れておいても邪魔にはならないだろう。ただ歯は薄くちょっと頼りなげで、目が細かいので切るのに力が必要なのが難点。

NANA-KOのキャンプ道具1軍入り! オススメアイテム

アルミシート

NANA-KOおすすめ度 ★★★★★

[ 購入場所 ] キャンドゥ
[ 購入価格 ] 110円 

気温が低い季節のキャンプでなにが大事って睡眠時の防寒だ。寒いと眠れないしなぜか寂しくなり、そして足がつる!(経験者)。地面から伝わる冷えを解消したい、と考え思いついたのが「テント内全部にアルミシートを敷き詰める」だった。これは大成功でテント内の気温も下がりにくくなり、3シーズンシュラフとシュラフシーツで氷点下になった北軽井沢の夜を越えられた。薄くかさばらないのも〇。

BikeJIN2022年10月号(Vol.236)掲載

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