【ツーリングの達人に聞いた】実際に走ってよかった絶景道BEST3！

佐藤光成さん [神奈川県]

「突然現れる絶景、思わずバイクを止めて写真に収めたくなっちゃう。バイク歴5年、感動の第1位は富士を望む山中湖、パノラマ台です。三国峠を越えてからの景色は心がワクワク。2位はニライカナイ橋、展望台に掛かる陸橋越しに見る美ら海は映画に出てきそう。3位は夕日に映える四国カルスト。今年はどこへ行こうかな？」

齋藤浩幸さん [埼玉県]

「3カ所とも北海道です。簡単に行けない場所であり、やはり何回走っていても別物だと感じます。特にこの3つは絶景と言うのにふさわしい場所だといえます。北海道は絶景の宝庫であると共に、野生動物もたくさん現れます。キタキツネや鹿なんかは当たり前であり、昨年は知床横断道路を走っていると道の真ん中にヒグマがいて驚いた」

Night Riderさん [福岡県]

訪問時の天気などにも左右されますが広々とした雄大な風景や奇岩などに心を打たれます。襟裳岬は好天に恵まれ綺麗に見渡せることができましたが、その荒々しい風景はやはり1番です。2番は阿蘇山が360°見渡せるミステリアスな丘を選択。阿蘇はよく走りますが甲乙つけ難い景勝地の宝庫です。3番目に白崎海洋公園の風景を選択しました。青い海と空それと白い岩肌がすごく印象に残りました」

ひで爺さん [埼玉県]

「22年のBikeJINラリー帳に参加したことで、いくつもの絶景を見させていただきました。ビーナスラインは登っていくと景色が変わっていき、特に標高1500mを超えたあたりからの車山方面の眺めが素晴らしいものでした。しまなみ海道は予想通りの絶景に感動しました。奥琵琶湖パークラインと迷ったのが、山梨県清里高原の東大沢展望台から見える赤い橋と山並みもオススメです」

あらりんさん [愛知県]

「単純で分かりやすいということで大阪のアベノハルカスを日本一の〇〇としました。大阪市内は渋滞があるので、交通量が少ない早朝の時間帯を狙って撮影に挑みました。ちょうどこの時、自宅を出発して瀬戸内海を反時計周りに周った最終日の4日目の朝だったので頭はぼさぼさ、無精ひげ面で旅人感満載ですが楽しさが笑顔にあふれている感じ」

タビトハセルさん [千葉県]

「ツーリングイベントSSTRが人気を博し、太平洋に面した犬吠埼から日本海の千里浜に向かうルートは多くのライダーが使う。22年の春に訪れた時は、その前年の秋にツーリング中に交通事故で亡くなった友人の遺志を継いでゴールを目指した。友人の遺影を携え、喪章を腕に巻き、犬吠埼の朝日をみて出発したのが思い出深い。完璧な朝日、そして完璧な夕陽を見届けることができた」

渡部一人さん [神奈川県]

「朝フェリーで北海道に着き、白老経由で道央自動車道を走りエサヌカ線に到着。はるか彼方の空に道路が消える景色にしばし目を奪われました。あまり時間がなかったため全線を走ることはできず、残念ながら途中でUターン。それでもテンションがあがり、普段は自分からすることはまずないヤエーを、すれ違うライダーたちにしてました」

イクさん [埼玉県]

「行きたいところはたくさんありますが、22年に初めて走ったしまなみ海道、瀬戸内海に登る朝日に感動しました。海に浮かぶ島々が宝石の様に綺麗でした。やはりバイクで走って行って、その場で感じるものは、特別な感動をもたらしてくれます。今年ももう一度しまなみを走りたい！　今もそんな風に思っています」

前川あるぷ裕之さん[大阪府]

「山口県上関海峡は私が勝手に中国地方最南端に指名しています。山口県南東部、瀬戸内海に突出した室津半島で、瀬戸内海の穏やかな海と島並み美しいエリアです。観光スポットとしては周防大島の方がメジャーですが、上関海峡は小さな漁港があり、県道23号沿いには道の駅があるので、ツーリングには便利で楽しい所なのでオススメです」

江副俊樹さん[東京都]

「訪れた日は曇り空で風も強く寒かったのですが、立ち並ぶ風車の迫力は圧巻で写真、ビデオを撮りまくりました。サロベツ原野駐車公園からは利尻島の美しい利尻富士を眺め、次回は利尻島を走ろう！　と心に秘めつつ宗谷岬に向かいました。自宅（東京都下）から週末のツーリングに伊豆は最適！　平日の現実世界から解放させてくれます」

後藤真哉さん[東京都]

「日本海に沈む夕陽は太平洋側に住むライダーとしては格別の思いがある。魹ヶ崎は数ある先端岬の中でも秘境感が半端ない。駐車場までの道もかなりアドベンチャーであるが、駐車場からの徒歩4㎞のルートはかなりやばい。体調と天候と装備を考えてチャレンジする必要があるが、その分絶景に出会えた時の達成感も大きい」

熊井孝志さん[長野県]

「一応全国を走っていますが、絶景と言っても角島大橋や生月サンセットウェイなど、走ったことがない絶景ロードもたくさんあります。また、夕日を見ながら長崎の西海岸を走ろうと思ったら土砂降りになり、知床横断道路は霧の中、などなど。期待通りにはいきませんが、それだけに目の前にパッと広がる風景に感動したらそこが絶景」

T’sライダーさん[愛知県]

「初めての北海道ツーリング。広大な大地に距離感もつかめず、お目当てのエサヌカ線に到着したのは、すでに夕やみ迫るころでした。どこまでも続く直線路をヘッドライトが照らし出すと、左右に広がる見渡す限りの原野にどこからともなく現れた何百頭ものエゾシカの群れが……。夕暮れの中、エゾシカの群れとのランデブーに感動しました」

ぶるさん[静岡県]

「山々に雪の残っている季節は空気が澄んでいて、絶景度が高いです。ツーリングで訪れるとなると、麓の新緑の季節は道中の景色も良く、4月中旬から5月中旬までが晴天も多くお勧めの期間です。絶景といえばグルメと温泉も欠かせないと思うので、ゆったりした行程で行く“絶景グルメ温泉ツーリング”は心身のリフレッシュになります」

松山清さん[愛媛県]

「日本にはたくさんの絶景がありますが、非日常を感じさせる雄大な自然の風景が好きです。広大な景色にはやっぱり道路があって、そこへ行き、そこを走るということが何よりの喜びだと思います。50歳から乗り始めた遅咲きのライダーですが、バイクとラリー帳のお陰で日本中を何回も駆け巡り、たくさんの絶景と出会うことができた」

田中勇樹さん,千春さん[愛知県]

「エサヌカは水平線まで続く緑と空との青が映える北海道らしい景色でした。北海道を実感し、しばらく路肩に座りながら眺めました。霧ヶ峰の名に恥じない涼しい風が、エンジンと私達を癒やす、そんな場所です。夏にもかかわらず涼しく走りやすい場所で、日本離れした景色です。結婚記念日に夫婦で訪れたので思い出に残りました」

ウラニートさん[東京都]

「氷河期に形成された宗谷丘陵
には樹木がなく、広い空と緩や
かに起伏した大地はよそでは見
られない光景ではないでしょう
か。快晴時の白い道は素晴らし
い色彩で、緑の草原と青い海に
浮かぶ利尻富士が望めます。丘
陵南部は道路設備の他に人工構
造物が見当たらず、人の気配を
感じられない、東京での日常と
対極にある自然に圧倒されます」

ととまるさん[埼玉県]

「初夏の田んぼとその向こうに広がる日本海という絶景が脳裏に焼き付いております。また、ここの道の駅で食べたおにぎりはどこで食べたおにぎりよりも美味しく感動しました。能登半島の走りやすさも含めて、1番心に残っている絶景スポットです。初北海道ツーリングでは、水平線の向こうまで道が続いているエサヌカ線に感動しました」