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【憧れの海外ツーリング】南米バイク放浪記③「パラグアイにてバイク購入!旅の相棒に選んだバイクは!?」

この度、南米をバイクで旅をするという川田さん
初心者ライダーでバイクの運転はほぼ海外のみ
そんな人の南米バイク旅はどうなるのか?
「バイクで海外旅」ならではの疑問を解消しつつ、走ります!

BikeJIN2024年6月号 Vol.256掲載

皆さんこんにちは。川田です。

只今、日本のほぼ真裏に位置するパラグアイという国にいます。こちらは2月でも、南半球という事でかなり暑い。平気で40度を超える事も。そんなパラグアイに来た理由は、上田さんという過去に世界をバイクで旅したご夫婦がいらっしゃるという事で、バイクの購入やルートの相談に乗って貰おうと思ったわけです。

向かったのは、パラグアイの首都アスンシオン。バスに乗り最初の目的地は“らぱちょ”という、先述したご夫妻が営む、宿兼日本食レストラン。バスから公道を眺めていると、結構バイクが走っているので、バイク自体の需要はありそうですが、見た事ないメーカーばかり……。

バスを降りて少し歩いた所で宿に到着です。上田さんご夫妻に暖かく迎えて頂き、早速バイク購入の相談。しかし、流石に日本人がパラグアイでバイクを購入して、国外に飛び出していくケースは稀な様で、どの様なステップが必要なのか、ハッキリした事は分からないとの事。という事で、一般的なパラグアイでのバイク購入方法と、バイク屋さんの知り合いを紹介して頂きました。

翌日、紹介頂いた『チャコメール』というバイク屋さんに向かいます。チャコメールは、パラグアイ国内で割とよく目にする、バイクのチェーン店だそうです。僕が欲しいバイクは、日本車で200㏄以上のオフロード車。しかし、パラグアイでは125㏄や150㏄のバイクが主流な様で、中々条件の揃うバイクが見つからない。散々迷ったあげく、200㏄の中華製でパラグアイのメーカーであるKENTON社のSHARK200に決定。新車で色々な手続き込みで、約20万円。

以前、中央アジアを旅した時に、故障などで散々手を焼かされた中華製のバイクですが、予算や排気量を考えると選択肢がこれしかない。日本製のバイクを中古で買うというのも考えていたのですが、中古車だと、名義変更の手続きなどが加わり、ややこしくなるという事と、予算的にちょっと厳しい。という事で、支払いをして納車完了。

中華バイクには苦労した思い出があるが、また選んでしまった。日本車は高い……
パラグアイでは、非常にポピュラーなKENTON社のバイク。オイル交換は1500㎞と短期間。拙いスペイン語と、Google翻訳を使いながら購入。ちなみに日本車は、南米でも絶大な信頼を誇る模様

この後、指定された銀行に税金を納め、役所に税金を納めた証拠となるカードを取得しに行きます。そして国によっては、保険加入が必須な国もあり、対物・対人をカバーする保険に加入します。

さて、大変なのはここから。

なんと、パラグアイでは車両登録のような手続きに約1カ月要するという事で、その間はバイクを国外に持ち出せないそうです。非常に困った。ただ、これは絶対に無視出来ないプロセスらしく、待つしかないようです。 こうなったら仕方ない。誤算ではあるけど、思い通りいかず、振り回されるのも旅の醍醐味と割り切り、1カ月間はパラグアイ国内を旅する事にしました。

ちなみに、この記事を書いているのはその約1カ月後、車両登録が完了する数日前。首尾良くいけば数日内にパラグアイからアルゼンチンに抜ける予定です。

という事で次回、“川田は無事にアルゼンチンにバイク入国が出来たのか!?”という事で、お楽しみに。

川田貴史
昭和63年生まれ。10代、20代前半はテニスコーチをしながら、アマチュアのテニス選手として活動。その後、海外放浪旅に魅了され、31歳より旅中心の放浪生活中

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