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ユーラシア大陸横断 モンゴル編③ 走行距離5000kmでバイクをリフレッシュ

目指せユーラシア大陸横断

こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、昨年末から今年2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!

モンゴルのダート走行に向け整備

前回紹介した日本人メカニックの味戸さんが経営する宿「FORTEC Garage with Relax House」でバイク整備。札幌の自宅を出発してからこれまでの走行距離は5000km弱。これまではほとんど舗装路だったが、これから先モンゴルを横断するにあたってダートを走ることは避けられない。その前にしっかりと整備してこれからの道に臨みたい。

洗車

整備の基本。汚れがバイクの内部に入る前に落とすことと、ボルトの緩みがないかなどの点検を兼ねて洗車。これまで洗車できる環境がなく、初めての洗車となった。
ロシアの土質は粘り気があるのか、少しこすっただけで汚れは落ちなかった。さらに舗装したばかりのアスファルトの上を通ったせいか、洗車しても取れない無数の小さな汚れが残ってしまった。成分はタールなので、ガソリンで拭き取ったところ見事に綺麗に。パニアケースとトップケースは味戸さんの子供達が洗うのを手伝ってくれた。その様子がとても愛らしい

オイル交換

この旅初めてのオイル交換。できればもう少し早く交換しておきたかったが、ここで交換できることがわかっていたのでこのタイミングに。オイルは味戸さんオススメの「Verity BIKE PROTECH SYN+ESTER 10W-50 MA」を選択。古い大型のバイクに最適だという。

タイヤ交換

タイヤは前後ともに半分ほど残っていたけれど、今後いつ手に入る環境になるかわからないので交換することに。種類は「METZELER KAROO3」。オフロードも走れる上に長持ちするので大陸を横断するライダーに人気のタイヤ。リアタイヤのスペアは日本からずっと持ち運んでいたが、このタイヤを履いてみたいと思ったのでこちらに引き取ってもらうことにした。ヨーロッパまで1万kmほど。それまでこのタイヤがもってくれるといいのだが。

ブレーキキャリパーの清掃

ロシアの土質のせいか、ブレーキキャリパーに汚れがへばりついているのが気になったので、清掃することにした。これからダートを走る時にこの汚れがさらに汚れを吸着させることになりかねないので予防策。

タンクバッグの固定

これまではタンクバッグがズレることでハンドルを左に切った時にホーンが鳴ってしまうことがあるのが悩みだった。調べてみると車体に取り付けているバッグのベースマウントが動いていた。
味戸さんに相談したところ、エアクリーナーのカバーを固定するボルトにステーをステーを取り付けてタイラップで固定することに。左右にずれなくなり運転が快適になった。

パニアケースのステーの補強

現在使っているパニアケースのステーは特殊なボルトでマイナスドライバー1つで簡単にステーが外れることを売りにしているものだ。しかしこのボルトは完全に固定されておらず、ステーのほかの場所に負担がかかっているようだ。特にダートを走ると激しい振動は避けられないのでステーが折れやすくなるという。
実際に昨年末にはオーストラリアでステーが折れた経験があるが、原因はこのボルトだったのかもしれない。
ヨーロッパから訪れるライダーは加工してボルトで固定しているという話を味戸さんから聞いて、同じようにステーを削る加工してもらって一般的なボルトで固定した。

・ユーラシア大陸横断 ロシア編1
・ユーラシア大陸横断 ロシア編2
・ユーラシア大陸横断 ロシア編3
・ユーラシア大陸横断 ロシア編4
・ユーラシア大陸横断 ロシア編5
・ユーラシア大陸横断 ロシア編6
・ユーラシア大陸横断 ロシア編7
・ユーラシア大陸横断 ロシア編8
・ユーラシア大陸横断 ロシア編9

・ユーラシア大陸横断 モンゴル編1
・ユーラシア大陸横断 モンゴル編2

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