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[走行中にトラブル発生!]クラッチワイヤーが切れたら セルを回して発進する

バイクトラブル解決ノウハウ100
トラブル対策さえ知っておけば、アナタの旅は成功間違いなし!
日本はツーリング天国だ。四季折々の風景は走っていて飽きることなく絶景の山岳スカイラインはいつでもライダーに高揚感を与えてくれる。旅の帰路はいつでも充実感に溢れヘルメットの中は絶えず笑顔……それもトラブルさえなければ、だ。
ガス欠、パンク、転倒などなどバイクにまつわるトラブルは多いだが、それらの多くは知識があれば防げ対処方法を知っていれば、ピンチを乗り切れる。

クラッチなしでもギヤチェンジはできる

セル付きのバイクなら発進は意外と簡単。セルモーターの力で動き出しながら、同時にエンジンを始動させればいい。とはいえガクガクと発進するため、慣れないと立ちゴケの危険アリ。

発進できたら3000rpmくらいまで上げ、スロットルを戻すのと同時にシフトアップ。シフトダウンは2000rpmくらいまで減速してから、スロットルを軽くあおり、回転が下がる瞬間にペダルを踏み下ろす。停止は直前にニュートラルに入れるか、ブレーキをしっかりかけてエンストさせる。この時も立ちゴケに注意しよう。

クラッチワイヤーが切れても走行可能。とはいえリスクが高いので非常用。発進するたびにバッテリーに負担がかかることも忘れずに!

作業手順は以下の通り!

手順1
キーをON。エンジンはかけずに、ギヤを1速に入れる

手順2
クラッチの安全スイッチが効かないように、レバーを根元まで握る

手順3
セルボタンを押すと、グッグッと前進しながらエンジンがかかる

手順4
エンジンがかかったと同時にエンストしない程度に回転を上げる

手順5
走り出してしまえば、クラッチなしでもシフトチェンジは可能だ

手順6
止まる時は、停止位置の直前にキルスイッチでエンジンを止める

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