MaxFritz　

ヒートガード スクランブラーパンツ2 （MFP-2381）

バイクウエアに機能性を求めるとカジュアルさは失われ、カジュアルさを重視すると機能性は低くなる。この難しい課題に挑戦し続けているブランドがマックスフリッツだ。『ヒートガードスクランブ
ラーパンツ2』は一見、洒脱なスリムパンツだが、内股の裏側にトリコット生地を配置し、エンジンの熱から素肌をガード。デニムは伸縮自在なストレッチ素材のため、膝を深く曲げたライディングポジションでも足が窮屈になることがない。さらに腰の内側にシャツのズリ上がりを抑えるコーデュロイまで配置するこだわりよう（成り立ちは本誌の「その時銘品は生まれた」をご参照）。

ヒートガード ハーフレザーパンツ2
（MFP-2417）

一方の『ヒートガードハーフレザーパンツ2』は前身頃がウォッシャブル牛革、後身頃がストレッチコットンのハイブリッド。夏場にオールレザーだと蒸れてしまうが、このハーフレザーなら暑い季節も革パンが履ける。また、オールレザーは伸びて型崩れしやすいのでスリムフィットをつくるのは難しいが、ストレッチコットンによって実現できた。

ライディングしやすくて小粋
バイク乗りだからできたパンツ

2着とも足の付け根はクライミングパンツのように縫い目のない一枚布とし、足が広げやすい。腰と膝のステッチ部にはソフトパッドを内蔵しており、万一の際の衝撃を和らげてくれる。さらにトレンドを取り入れ「2」でよりスリムに進化した。
　マックスフリッツには、創業者であり、デザイナーとパタンナーも兼ねる佐藤義幸さんが濃いバイク乗りだからこそ実現した製品ばかり揃う。