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バイク・オートバイ用語集バイク・オートバイ用語集

バイクに触れていると、たくさんの「・・・・・・???」な用語が出てきます。本当の意味をはっきりと理解していない用語や、「今さら友達には聞けない」なんて用語もきっとあるはず。ビギナーからベテランまで、きっと役立つ用語を五十音順にまとめてみました。

あ行

R(アール)
radius(半径)の頭文字。半径30mのコーナーは30Rというように表記する。数字が小さいほど、きついコーナーになる。
アイドリング
スロットルをまったく開けないでエンジンが回っている状態のこと。
アウト イン アウト
コーナリングの基本テクニックのひとつで、コーナーの入り口ではバイクをアウト側いっぱいに寄せ、コーナーのイン(内)側ぎりぎりを通過して、アウト(外)側いっぱいに抜けていく方法。コーナリング半径を大きく取ることで、ハイスピードでコーナーを走ることができる。
圧縮比
吸い込んだ混合気をどれだけ圧縮しているかの数値。燃焼室容積+気筒容積(排気量)と燃焼室容積との比。例えば「10:1」と表される場合、混合気を10分の1の体積に圧縮しているということ。
アンダーステア
バンクして旋回に移行していったのに、バイクがまるで直進しているかのように曲がりはじめてくれない現象。バイクがバンクするときのロール運動の中心軸が、極端に高い位置となってしまったときに生じる。車体が傾きはじめても、前輪と後輪がアウト側に大きく弧を描いて逃げる動きとなり、両輪のタイヤがグリップするまでの間、バイクが曲がりはじめない。
アンチスクワット
エンジンが発生するトルクが後輪に駆動力として伝わり、タイヤが路面を蹴ってスイングアームを介して車体を前に押す。このときスイングアームのピボット位置が低すぎるとリアサスを縮める方向に駆動力が逃げ、バイクはスクワット(しゃがむようにテールが沈む)して後輪の接地荷重が抜けてしまいトラクション効果を妨げる。そこでアンチスクワットといって、駆動力が車体をリフトする方向と車体側からかかる荷重とが釣り合い、無駄なく前進方向に車体を押すように設定してある。
イグニッションコイル
点火プラグの火花ギャップに放電させるため、バッテリーや発電機からの電流を2万ボルト前後の高電圧にする圧縮装置。
位相クランク
向かい合う気筒のコンロッドを1本のクランクピンにつながず、両気筒のクランクピンを独立させて一定量の位相角度をつけたもの。90度以外のV型エンジンで1次、2次振動をゼロにし、振動を少なくするのに有効な方式。
インジェクション
燃料噴射装置のこと。正確にはフューエルインジェクション。
インテークバルブ
吸気弁のこと。
インナーライナー
タイヤ内部の空気が浸透して漏れないように、内側に貼ってるシール性の高い素材。
ウエットサンプ
エンジン下部にオイル溜めとしてのオイルパンを持つ、ごく一般的な潤滑方式。対義語はドライサンプ。
ウォータージャケット
シリンダーやシリンダーヘッドにある、冷却水が流れる通路。その部屋はシリンダーやヘッドを壁のように囲んでいる。
エアクリーナー
エンジンが吸い込む空気中のゴミを取り除く装置。エアフィルターとも呼ばれる。
エキゾーストバルブ
排気弁のこと。
エクスパンションチャンバー
途中で非常に太くなって部屋を形成し、その後またすぼまる、2ストロークエンジン独特の形状を持つ排気系。排気チャンバー、単にチャンバーとも呼ぶ。
SOHC(エス・オー・エイチ・シー)
吸排気のカム軸が1本のシングル・オーバー・へッド・カムシャフトの略。
S字コーナー
複合コーナーの一種で、アルファベットのSの字のように、途中で切り返してカーブの曲がる方向が変わるもの。
MF(エムエフ)バッテリー
バッテリー液の補充が不要な完全密閉型バッテリー。メンテナンスフリーであることからこう呼ばれる。最新バッテリーのリチウム系とは区別される。
エレメント
エンジンオイルに混じってくるゴミや、オイル自身が変質したスラッジなどを拾い集める装置かオイルフィルター。その中にある濾材のこと。
エンジンブレーキ(エンブレ)
エンジンの回転抵抗によるブレーキ。スロットルを閉じると発生する。マイナスのトラクションとして後輪の安定性を若干高める効果がある。エンジン回転が高いと効きすぎ、低いとブレーキ効力がほとんどない。曲がるきっかけに使うには、中速の回転域で使うのが扱いやすい。
オイルダンパー
ショックアブソーバーと同義。
オイルパン
エンジン下部にあるオイル溜め。
OHC(オー・エイチ・シー)
オーバー・へッド・カムシャフトの略。カムシャフトをシリンダーヘッドに設け、プッシュロッドを排除した方式。
OHV(オー・工イチ・ブイ)
オーバー・へッド・バルブの略。シリンダーヘッドにバルブを設け、クランク横にあるカムシャフトからプッシュロッドとロッカーアームで作動させる方式。
オートチョーク
エンジン始動時に混合気を濃くして始動性を高め、その後、通常の混合比に自動的に戻す方式。
オーバーステア
車体を傾けると前輪に舵角がつき、ハンドルが切れていくが、このとき前輪が過度に内側に切れ込んでいくこと。
オドメ一ター
積算距離計のこと。そのバイクの総走行距離を示す。
オルタネーター
交流発電機、ACジェネレーターとも呼ばれる。軽量、小型な上に高回転にも耐え、さらにアイドリングでも十分に発電できるという特徴を持つ。

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か行

カーカス
タイヤが内圧で膨らまないように巻いてある構造材。剛性やダンピング特性を決定づける骨組みになる。
荷重移動
アウト側にかかっている車体をイン側に載せかえるなど、バイクにかかっている重量マス(体重)を移動させること。どこかに力を入れるわけではないので、加重とはいわない。
ガスケット
部品と部品の問から液体や気体が漏れるのを防ぐために、双方の部品の間に挟む一種のパッキンのようなもの。ステンレスと銅板からなるメタルガスケットが現在の主流。
カムギヤ
クランクシャフトから力ムシャフトを駆動させるためのギヤのこと。
カムチェーン
クランクシャフトから力ムシャフトを駆動させるためのチェーンのこと。
キックスタート
足でレバーを蹴り、強制的にクランクを回転させてエンジンを始動すること。
キャスター
フロントフォークの傾き角のこと。正確にはステアリングステムの中心線と地面とがなす角度を呼ぶ。
キャスター角
フロントフォークの傾き角のこと。正確にはステアリングステムの中心軸と地面とがなす角度を呼ぶ。
キャスタートレール
ステアリングステムの中心線と地面が交差する点からタイヤの中心線が地面と交差する点までの長さ。たんにトレールともいう。これが長いほど直進性が増す。
キャストホイール
アルミ合金やマグネシウム合金鋳物による一体成型ホイール。
キャブレター
霧吹きの原理でガソリンを吸い出して混合気にする気化器。エンジンへのガソリン供給装置でもある。
キルスイッチ
メインキー(イグニッションキー)をオフにしなくても、瞬時に点火系電流をカットできるスイッチ。通常、ハンドルの右グリップ部分にある。転倒時などに有効。
クラッチ
スタートや変速時などに工ンジンの回転力をトランスミッション以下の駆動系に断続する装置。発進時には滑らせながら徐々に駆動力を伝える。
クランク
ピストンの上下運動を回転運動に換える部分のこと。クランクシャフト。
クランクケース
クランクシャフトを収め、それを確実に支持する箱状のケース。ミッションを収めたり、エンジンオイルを溜めておく役割も兼ねている。
クレードルフレーム
バイクのフレームの多くはこの形式。パイプの構成が揺りカゴに似たレイアウトなのでこう呼ばれる。エンジン前のフレームが2本のものはダブルクレードル。
減速比
クランクの回転数を落とす比率。半分になるなら減速比は2、3分の1なら3といった具合。この数字が大きいほど『滅速比が大きい』とか『ローギヤードだ』と表現する。逆はハイギヤード。
コーナリングフォース
コーナリング中にタイヤの接地面に発生する力のうち、遠心力にバランスして、タイヤの進行方向(向いている方向ではない)に対して直角(イン側)に働く成分のこと。
コンロッド
ピストンの下に付いている、燃焼の圧力をクランクシャフトに伝える棒。正式にはコネクティングロッドと呼ぶ。一般的には鉄を主成分とした鋼材を使って鍛造される。

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さ行

CDI(シー・ディー・アイ)
キャパシティブ・ディスチャージ・イグニッションの略で、容量放電式点火の意味。コンデンサーに充電して数百ボルトに昇圧した一次電流を、点火するべきタイミングで一気にコイルに流し、この瞬間に二次電流を発生させる。
CV(シーブイ)キャブレター
コンスタント・バキューム・キャブレターの略。工ンジンのシリンダー側にある『バタフライ』と呼ばれるスロットルバルブが開閉し、スロットルピストン下の気圧の変動によってピストンが自動的に動く、という操作が簡単な方式のキャブレター。
シールチェーン
ジョイントピン部にオイルシールを設けてグリースを封入したチェーン。
ジェットニードル
ベンチュリーピストンに取りつけられた細い棒状のもの。ガソリン流出量を決める。
湿式多板クラッチ
耐久性を上げ、同時に断続をスムーズに行うために、クラッチがエンジンオイルに浸っている方式。対義語は乾式クラッチ。
自動遠心クラッチ
スクーターなどに使われる、ドラムプレーキのような楕造のクラッチ。エンジン回転が上かると遠心力でフリクション板が外ヘ張り出し、ドラムとの問に摩擦力を生んでクラッチがつながる仕組み。
シャフトドライブ
金属製の中空シャフトで後輪を駆動させる方式。重量がかさむという難点もあるが、動力伝達効率、耐久性に優れ、騒音も少ないというメリットを持っている。
シリンダー
エンジン内部でピストンが上下するための筒。ピストンが湿合気を圧縮するための密封性を維持する。ピストンとシリンダーへッドとシリンダーの三者があって初めて、混合気を出し入れする部屋が形成される。
スイングアーム
フレームにある支点を中心にスイングする、後輪側サスペンションを構成するアーム。
ステアレスポンス
車体(後輪)の傾きに反応して、前輪に舵角がつくこと。
ストレーナー
オイルパンやガソリンタンタにゴミがあっても、それを吸い込んて各部を破損しないように吸い口に設けられた金網。
スパークプラグ
混合気に火を点けるために電気火花を飛ばす部品。燃焼室上部に組み付ける。イグニッションプラグ、単にプラグとも呼ぶ。
スプロケット
後輪のハブ周りとエンジンのカウンターシャフトに取り付けられたギヤ。互いにチェーンでつながっている。エンジン側をドライブスプロケット、後輪側をファイナルドリブンスプロケット、または単にファイナルと呼ぶ。
スローイン・ファーストアウト
コーナーの入り口までにブレーキングとシフトダウンで減速し、立ち上がりでフル加速するというコーナリングの基本のひとつ。コーナーがきつくなればなるほど、ミスも少なく、タイムもよくなる。
スロットルセンサー
例えばスロットルを急激に開いたときなど、開く加速度を感知して点火時期を変え、点火プラグが失火して息ツギなどを起こさないようにするための装置。キャブレターに組み込まれたり、フューエルインジェクションのボディに付けられる。
スロットル・レスポンス
スロットルを開けてから、駆動トルクが発生するまでの反応のしかた。エンジン回転が低ければ、スロットルをガバッと開けても急激にトルクが発生しないというように、エンジンの回転域によって駆動トルクを発生しはじめるスロットル開度は違う。
セルフサーボ効果
ディスクブレーキは、パッドがローターに当たり摩擦熱が発生して、パッドとローターの温度が上昇してから効き出す。ブレーキのかけはじめでは、パッドもローターも働く温度になっていないため、ほんの一瞬ではあるが、効きがよくないのはこのため。もっとも効く温度になってからは、効きは一定になる。この特性により、ブレーキをかけた瞬間にタイヤやサスペンションに一気に負担がかかることなく、コントロールしやすくなっている。
セルフステア
車体の傾き(バンク)に反応してフロントフォークと前輪がイン側に切れていくこと。前輪に舵角がつくことで、後輪の旋回が妨げられることなくスムーズに曲がれるという、バイクの旋回機能の基本である。

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た行

タイミングチェーン
カムチェーンンとも呼ばれる。クランクシャフトと、ブッシュロッドやギヤなどをつないでおり、クランクシャフトの回転をカムシャフトの回転に変え、バルブの開閉を促している。
ダイヤモンドフレーム
クレードルフレームに対して、エンジンを強度部材、すなわちフレームの一部として使用するタイプのフレーム。
ダウンドラフト型
メインボアが垂直に近い角度になるように配置するキャブレター。現在の主流である斜め配置型もこう呼ばれている。
多角形コーナリング
コーナーを曲がっている途中で先が回りこんだきついカーブになっているのがわかったときなどに有効な、コーナーの途中で向き変えしなおすテクニック。先がきつくなっていたら、軽くフロントブレーキをかけてバイクを起こし、きつくなっているカーブがはじまるところでコーナー進入時と同じように再びリーンをして、改めて向き変えをする。これを何度も繰り返せば、どんなカーブにも対応できる。
タコメーター
エンジンの回転計のこと。
タペットクリアランス
燃焼室のバルブをカムやロッカーアームが押し閉くとき、高温で膨張した各部か適正に作動するように与えられた隙間のこと。
チューブレスタイヤ
タイヤ内部にチューブが入っていないかわりに、内面にインナーライナーと呼ばれる薄いゴム膜が貼り付けられたタイヤ。パンクしにくいのが特徴。
2ストローク
2ストローク1サイクルエンジンの略。2ストとも呼ばれる。ピストンが2ストローク(2行程=1往復)する間に、ひとつの燃焼サイクルが完了する形式の工ンジン。
DC(ディーシー)ジェネレーター
直流発電機のこと。
テレスコピック型
フロントサスペンションの主流の望遠鏡(テレスコープ)の筒のように二重の筒が伸縮する方式。
テンショナー
カムチェーンやベルトの高速運動時、遠心力で膨らんでタイミングかズレないように押しつけておく装置。
トラクション
直訳すると駆動力という意味だが、バイクやクルマでは、駆動力がかかることで方向安定性が増す特性を使って車体をコントロールする、という意味合いが含まれる。スロットルを開けてエンジンのトルクで後輪を駆動させると、バイクは直進していればよりまっすぐ、バンクしていればその旋回をより安定させて走るのである。
トルク
軸回転する力のことで、単位はkg-m。回転軸に対して直角に長さ1mの横棒を付け、その横棒の端に回転方向へ1kgの力を加えたときの軸回転力が1kg-m。
トレール効力
バイクの前輪は、ステアリング軸からタイヤの接地点がオフセットされたトレールが設定されている。このため車体が直立しているとき、まっすぐ前を向こうとする直進性がもっとも高い。ブレーキをかけると前輪にかかる荷重が高まり、前輪がまっすぐ前を向こうとする力がさらに強まる。
トレッド
タイヤの、路面に接触する部合。カーカスなどの骨組みをゴムでくるんでいる。このゴムの材質をコンパウンドと呼ぶ。

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な行

ニーグリップ
一般には両膝でタンクを挟み込むようにしてホールドしてグリップすること。しかし、レプリカなどで腰を落としたフォームでは、ステップをブーツで軽く前に蹴り、太腿の下面とシートの上面がジワッとグリップするのがよい。このとき腰を引き、膝をすぼめるように絞り込むと、膝とタンクも点ではなく面でホールドする形になる。
二段がけ
過度なノーズダイブを抑え、フォークの動きを殺さずに制動距離も短くするブレーキングの方法。まずブレーキレバーを軽く引いて減速Gによるフォークの初期沈みをさせておき、間髪入れずにジワッと強く入力する。ハードなブレーキングをするときの鉄則。
ニュートラルステア
後輪の旋回進路に前輪が追従するようにバランスすること。バイクは基本的に後輪の旋回軌跡と同心円を何の抵抗もなく前輪が描くようにつくられている。
ノーズダイブ
ブレーキをかけたときにフロントフォークが沈み込み、バイクが前のめりの姿勢になること。ブレーキレバーを一気に握るような強い力を加えると、フォークはあっという間にボトム付近まで縮んでしまい、本来の性能が発揮されなくなる。このため、路面の凹凸にタイヤが追従しなくなり、最悪の場合はグリップを失うことになる。
ノッキング
遅い速度のとき高いギヤでスロットルを全開にすると、エンジンから「カリカリ」という音かすることがある。これは、正常燃焼に比べて混合気の圧縮度合いが極端に高くなり、かつ局部的な燃焼になることによって、エンジンを回す力ではなく、衝撃となってしまう状態。

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は行

パーシャル
パーシャル・スロットルの略。スロットルの開け方を、加速も減速もしない状態にしておくこと。後輪に駆動力がかかっていない状態なので、旋回中にパーシャルにしているというのは、タイヤのグリップに依存するという心もとない状態でもある。
バイアス構造
単一方向に繊維を並べた、カーカスと呼ばれるタイヤの構成材が、斜めに重ね合わされているタイヤの構造。
ハイサイド
コーナリング中、滑りはじめたタイヤのグリップ力が何らかの原因で急激に復活して、タイヤの接地部を支点として外側に倒れること。当然ライダーは外に放り出される。
ハイドロプレーニング
濡れた路面を高速で走ると、水の膜がタイヤを浮き上からせる危険な現象。アクアプレー二ングとも呼ばれる。
バックトルクリミッター
4ストロークエンジンでは、急激なシフトダウンをしたとき、強いエンジンブレーキが効いて後輪をバタつかせる。これを防ぐために、強いエンブレがかかると自動的に半クラッチ状態にする装置。
抜重
リーンの瞬間に、背骨から腰にかけてイン側だけグニャッと力を抜くこと。腰の両側に体重を均等に載せた状態から抜くのだが、これがわかりずらければ、リーンの直前にアウト側にあらかじめ体重を載せておいて、リーンの瞬間にサッとイン側に載せるとわかりやすい。このときアウト側の足からも同時に力を抜くこと。
バランサー
エンジンで発生した振動を積極的に打ち消すために、元の振動とは逆位相の加振力を発生させる装置。一般的には偏心させたウエイトの付いたバランサーシャフトを回転させて振動を減少させる。
バルブ
弁のこと。通常はシリンダーへッドにある吸気と排気のバルブを指す。吸排気の各ポートの燃焼室側を開閉する円盤状の部分が弁の役目をしている。
ハロゲンランプ
小さな電球の中にハロゲン化合物を不活性ガスとともに封入してある方式のランブ。非常に明るく、消費電力が少なくて寿命も長いのが特徴。シールドビームランプのようにランプ全体を交換する必要もない。
パワーウエイトレシオ(馬カ荷重)
車両重量を馬力で割った数字。単位はkg/ps。トランスミッションのギヤ比やホイールの直径にもよるが、この数字が小さいほど加速や登坂力は良いとされる。
バンク
bank=横傾斜の意。車体が傾いている状態をバンクするという。また、バンクしているバイクと地面とのなす角度をバンク角という。
ビード
タイヤ内周の、銅線をリング状に巻いた部分。タイヤをホイールに固定するための、最も硬くて強度の高い箇所。
ピストンリング
ピストンとシリンダーの間に適度な間隔を保ちつつ、燃焼ガスが漏れないようにシーリングの役割を果たす、ピストンに付いているリング状のバネ。ピストンの熱をシリンダーに逃がしたり、シリンダーに付着したオイルをカキ落とす役割もある。
ビッグエンド
コンロッドのクランクピンに接続する部分。大端とも呼ばれる。
負圧キャブレター
ベンチュリーピストンとは別にスロットルバルブを備えるキャブレター。フューエルインジェクション化される前の4ストロークモデルの多くがこの方式を採用していた。CVキャブレターと同義語。
VM(ブイエム)キャブレター
ベンチュリーピストンがスロットルバルブを兼ねるタイプのキャプレター。別個にスロットルバルブがない分だけ通気の邪魔になるものがない。メインボアの全長を短くできる面でも通気抵抗が少ない。2ストローク車はこの方式。扱いにはコツが必要。
フェード
頻繁な使用による熱で摩擦力が低下し、ブレーキが効きにくくなる現象。
4ストローク
4ストローク1サイクルエンジンの略。4ストども呼ばれる。ピストンが4ストローク(4行程=2往復)して、ひとつの燃焼サイクルが完了する形式の工ンジン。
複合コーナー
ひとつのコーナーの中に曲率が違うカーブが含まれているもの。入り口は緩く見えるのに、中に入るとアールがきつくなっている場合などがある。
プッシュアンダー
加速状態のときに、前輪が後輪に押されるような感覚でアンダーステアになること。コーナーの立ち上がりで、スロットルを開けるほど旋回が膨らんで曲がらない感じがするときなどをこう呼ぶ。
ブラインドコーナー
blind=隠れたの意。ワインディングでは山肌や木立、街中では建物などにより先が見通せないコーナーのこと。
フライホイールマス
回転慣性重量のこと。質量のより大きいものを、回転中心からより遠くに設けるほど大きくなる。
ブレーキキャリパー
ディスクブレーキの装置のひとつで、パッドをディスクに押しつけ制動する働きをする。油圧によって作動するピストンがパッドを押す仕組みになっている。
ブレーキフルード
油圧ブレーキにおけるブレーキオイルのこと。フルードと略すこともある。
ブレーキリリース
ブレーキレバーを離すこと。レバーを引く力を緩めていく操作で、向き変え等のコントロールでは繊細な操作が必要。
フロート
キャブレターのガソリンを溜めてある、フロートチャンパー内にある浮き。
ブローバイガス
4ストロークエンジンの場合に、燃焼室からピストンリングの隙間を通り、クランクケース内へ少しずつ漏れ出したガスのこと。
プログレッシブ効果
効きはじめは弱く、強い力が働くほど強い力ではね返す性能のことで、サスペンションとしては理想的なクッション効果。
ヘアピン
女性が使うヘアピンのように、カーブして180度逆方向へ向くようなコーナーのこと。
べベルギヤ
傘歯車のこと。回転の方向を90度変える箇所に用いられる。
ベルト駆動
クランクとカムシャフト双方のタイミングギヤに、チェ一ンではなく歯付きのべルト(コグドベルト)を用いたもの。一部のバイクでは後輪の駆動にも採用している。チェーン式よりもノイズが小さい。
変速比
トランスミッションの各ギヤにおける減速比率のこと。
ベンチュリー
吸気の通路を細く絞ってある部分のこと。これにより空気の流速が上がり、負圧が発生する。これをベンチュリー効果といい、キャブレターのガソリンの吸い出し口は、そのベンチュリー部にある。
ボア
シリンダー内側の直径(内径)のこと。シリンダーボアとも呼ばれる。
ホイールアライメント
ホイールの整列こと。バイクの場合、キャスターとトレールの長短が問題になる。
ホッピング
hop=跳ぶ、跳ねるの意。ホッピングは急激なエンジンブレーキなどで後輪がキュキュッと跳ねるように振れる現象のこと。

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ま行

マージン
ライディング用語的には、コーナーの立ち上がりで道路の幅員をギリギリまで使わずに余裕を持たせること等に使われる。
マスターシリンダー
ディスクブレーキの装置のひとつで、ブレーキフルードを押し出したりする役割を持つ。レバーやペダルに直接付けられており、その作動によってオイルを圧縮させ、キャリパー内のピストンを押し出している。
向き変え
リーンした瞬間に、カクッと進路変更したように曲がること。バイクがリーンするとき、車体が傾き始めると前輪に舵角がつく。この舵角が素早くつけば、車体が深くバンクする前から強く曲がることができる。
ムシ
タイヤの空気注入バルブのこと。空気が入るときには開くが、普段はコーン状のバルブが閉じている。
メタル
一体クランクのクランクジャーナル部やクランクピン部の軸受け。メタルベアリングのこと。ベアリングとは呼ぶものの、単なる金属プレートで、円筒を縦に2分割した形状になっている。
モノショック
1本化されたリヤサスペンションのこと。軽量化とマスの集中化、サスペンションストロークの確保といった面でメリットがある。

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ら行

ライナー
シリンダープロックのピストン作動部分にはめ込まれた、鋳鉄製の内筒のこと。シリンダースリープとも呼ばれる。
ライン
バイクが走行する軌跡のこと。走行ラインを決めることを“ライン取り”と表現する。
ラジアル構造
バイアス構造に対して、ハイパワー化、八イスピード化に伴い強固なカーカスが必要になったため、80年代半ばに登場したタイヤの構造。周方向に対して直角に1枚のカーカスを配し、周方向にはアラミドなどの強靱な繊維を重ねる。
ラジエター
冷却水の熱を大気中に放出するための熱交換器。水冷式エンジンには不可欠な部品。
リアステア
後輪の設置点を軸に、車体の前のほうが弧を描くように倒れていくこと。
リーンイン
コーナリング中のバイクを正面から見て、上半身がバイクの中心線より内側に入っているフォームのこと。リーンウィズは上半身が中心線に沿っているフォーム、リーンアウトは上半身が外側にあるフォームのこと。

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