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目指せ最北端

初めての北海道ツーリング その5

バイクってやっぱり最高だ

長かったようで短かったこの旅も、終わりが近づいてきた。道中では真冬並みの気温、雨も降ったし、過酷な場面ももちろんあった。でも、ひとたび太陽が顔を覗かせ、広大な北海道の大地を照らしてくれたら、そんな辛い出来事も一瞬で楽しい思い出に変わるほどの最高の景色がいたるところにある。僕は、後ろ髪をひかれる思いで最北の地を後にし、帰りのフェリーが待っている小樽港を目指して、日本海オロロンラインを南下していった。

向こうからやってくるライダーがあいさつをしてくる。僕も左手をあげてそれに答える。そこには、最初に感じていた気恥ずかしさはもうなかった。

いろいろなものに出会った旅だった。ライダーに優しい地元の人、僕と同じように旅をしている人、最高においしい食べもの、北の大地が育てた野生の動物、そして、ここでしか見られない日本離れした絶景の数々。

1度は来なければいけない。交通の便も発達して、昔に比べて北海道は簡単に来れるようになったし、こんな景色を見ないなんて本当にもったいない!

そして今回、心から感じたことはバイクで走りにきて本当によかった、ということだ。稚内の厳しい寒さも、息を飲む絶景も、飛ばされそうになるほどの強風も、最北端に到達した喜びも、すべてオープンエアのバイクという乗り物だからこそ。バイクと北海道は最高の組み合わせだった。

道中、少し脇道をそれて牧草地帯を走ってみた。そこで出会った絶景は「豊富町大規模草地牧場」という場所。交通量は皆無で、はるか遠くには牛たちがのびのびと過ごし、山の向こう側には利尻富士を望む。最高に気持ちの良い道だ。こんな“名もなき絶景”が北海道には無数にある。1度来ただけ、たかだか3日間だけでは全然走り足りない。

初めて北海道にバイクで来たなら、まずは道北を走るべきだ。ここには手つかずの大自然もあり、北海道らしい道も豊富で、グルメやスポットも充実している。そして「最北端」という魅力的なシンボルもある。今回は、フェリーでの移動も含めると5日間の行程だ。最北端と言っても、そこまで非現実的なスケジュールではない。

帰り道、日本海オロロンラインでこれから北を目指すであろうライダーがひとり、向こうから走ってきた。今度は僕の方からあいさつをしてみた。軽やかにあげた左手に「バイクっていいよね」と「北海道って最高だよね」という意味を込めて。「絶対また北海道を走る」そう心に誓って、僕は帰りのフェリーに乗り込んだ。

(初めての北海道ツーリング おわり)

道情報

豊富町大規模草地牧場

サロベツ原野の東側に位置し、道道121号の側道を通る、交通量皆無の隠れた絶景道。総面積1500haを誇る日本有数の牧草地で、どこまでも広がる景色を堪能できる

北海道天塩郡豊富町上福永
問:豊富町観光協会
TEL0162-82-1728
http://toyotomi-kanko.net/

今回のルート

今回は、最北端を目指し、オロロンラインを往復するルート。「ただまっすぐ」と思って道を間違えると大きく時間をロスしてしまうので、ナビの使用をオススメする

今回のツーリングに使用したバイクはコレ!

VERSYS-X 250 ABS TOURERKAWASAKI
VERSYS-X 250 ABS TOURER

Specifications

価格:68万3640円
エンジン:水冷4st.並列2 気筒248cc
最高出力:33ps/11500rpm
最大トルク:2.1kg-m/10000rpm
全長×全高×全幅:2170mm×1390mm×940mm
ホイールベース:1450mm
シート高:815mm
車重:183kg
燃料タンク容量:17リットル
タイヤサイズ:F= 100/90-19 R= 130/80-17

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BikeJIN編集部

ビギナーからベテランまで魅力にはまるバイクの楽しみ、ツーリング。そんな旅するライダー必見のバイクやルート情報、お役立ちアイテムなどが満載の一冊。今、もっとも勢いのあるツーリング・バイク誌の編集をやってます!