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あきらめるのは、まだ早い ~雨予報だって工夫次第でなんとかなる!~

雨の中を好んで走るライダーは、まずいないだろう
しかし、ツーリング中に雨に遭うことは少なくない
もし降られてしまったら仕方がないけど、プラン次第で避ける方法はある
しっかりした雨対策とともに、雨から逃れるプランの工夫をしてみよう

【出発前対策①】雨雲を避けたエリアに変更する

ツーリングの前日に天気予報を確認しないライダーはまずいない。その結果、予定していた目的地方面が雨の予報だった場合には、思い切って目的地を変更してはどうだろう?

もちろん向かうエリアはある程度限られるかもしれないが、晴れないまでも降水確率が低いエリアなら、雨に降られることは少なくなる。選択としては、雨が降らないと予想される場所へ行く。雨雲から逃げていく方向へ行く。そしてもうひとつが、雨雲の下を突っ切って雨が抜けた地域を目指すなどがある。
天気は自然のものだから、予報が外れて、結局どこへ行っても雨に降られてしまうなんてこともあるけど、まあそれも旅の思い出と割り切ってしまえばいい。いずれにしても、目的地変更も視野に入れておこう。

【出発前対策②】雨を正面突破して晴れ地方へ向かう

一般的に雨が降る地域は西から東へと移動する。だから雨が通り過ぎて天気が回復するエリアへ向かって行く方法もある。

たとえば、昼には箱根以西は晴れる、なんて予報だったなら、神奈川で雨に降られるのを覚悟して東京を出発。もちろん、レインウエアを着込んで出る。しかし箱根を抜けてしまえば、あとは雨に遭うこともなく気持ちよくツーリングができてしまう。そして帰る頃にはすでに雨雲は都内を通過していることもあるから、まったく濡れることなく帰路に着けるというわけだ。
このように、降雨エリアをあえて突破して晴れた場所を目指すのも、ひとつのスタイルだ。

【出発前対策③】雨雲からひたすら逃げて行く

雨雲の動きはいま、ネットなどでも簡単に確認できる。それによって雨雲から逃げて行く方向へツーリングするのもひとつの方法だ。

台風が上陸してスピードを上げても、せいぜい時速50〜60㎞。普通の雨雲ならそれよりはるかに遅い。高速道路を100㎞のスピードで走れば雨は追いついてこない。もちろん雲の広がりの範囲にもよるが、地域が限られた雨雲なら、雨に遭うことなく目的のエリアをツーリングすることも可能だ。雨のエリアを突っ切って晴れている場所へ行くのとは逆の方法だが、そんな選択肢もある。

【出発前対策④】逃げ場がないなら中止にする勇気を持つ

どうあがいても雨に降られてしまいそう……。そんな状況だったら、思い切ってツーリングを中止してしまう方法だってアリだ。たしかにつらい旅の思い出は記憶に残るけど、ずっと雨の中を走り続けるのは嫌なものだ。

ABSやトラクションコントロールの装備で濡れた路面でもスリップする確率は低くなったけど、ドライと比較すればリスクはあるし、山間部では落石や土砂崩れの危険性もある。それに雨の中を無理して走るより、青空の下を走ったほうが爽快だ。
「真のバイク乗りは雨でも走る」という考えは理解できるが、安全にツーリングを遂行することもライダーの義務なのだ。

【出発後】途中で天気が変わったらショートカットして対応する

ツーリングの道中で天気が急変することもある。朝、雨が降る予報じゃなかったのに、目的地に着いたら辺りが暗くなり始め、ポツリポツリと降り出した、なんて経験をした人も多いんじゃないだろうか。

たいていは通り雨で済むけれど、待てども雨脚は強くなるばかり、ということもある。
そんなときは、当初予定していたルートに執着せず、早めに帰路に着けるショートカットルートに変更することも大切だ。ショートカットといっても狭い山道を進むということではなく、安全性が高い高速道路優先のルート設定がいい。事前に複数のルートを用意しておくのが大事なのである。