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[転んだらどう対処する?]曲がったレバーはテコの原理で修正

バイクトラブル解決ノウハウ100
トラブル対策さえ知っておけば、アナタの旅は成功間違いなし!
日本はツーリング天国だ。四季折々の風景は走っていて飽きることなく絶景の山岳スカイラインはいつでもライダーに高揚感を与えてくれる。旅の帰路はいつでも充実感に溢れヘルメットの中は絶えず笑顔……それもトラブルさえなければ、だ。
ガス欠、パンク、転倒などなどバイクにまつわるトラブルは多いのだが、それらの多くは知識があれば防げ対処方法を知っていれば、ピンチを乗り切れる。

折れずに曲がったレバーなら直せる!

バイクのレバーはアルミ製。立ちコゲしただけでも簡単に曲がってしまう。逆を言えば、レバーの曲がりを戻すのも比較的簡単。大きいサイズのメガネレンチ(車載工具では無理があるかも)をレバーにかけて、テコの原理で力を加えればOKだ。ただし、アルミは曲がった方向と反対に力を加えると、もろくなって折れやすいので要注意。折れて操作できなくなったら元も子もないので、キチンと操作できる範囲まで戻せたらヨシとしよう。

【手順1】

大きく曲がったレバー。見た目よりも操作できるか否かが重要。
問題なく操作できるなら、修正しないほうが良い。まずはここで、修正するかしないか判断しよう

【手順2】

大きいサイズのメガネレンチをレバーの先端に引っかけて、テコの原理でゆっくり力を加える。
レバーとグリップの間にプラグレンチ等を挟んで支点を作ると上手くいく

【手順3】

ココまで戻れば十分。ちゃんと操作できる範囲まで戻った、それ以上は直そうとしないほうが無難。
「もう少し……」と深追いして、ポキッと折れることはよくある

急激に力をかけると、アルミ製のレバーは簡単に折れてしまうので、ユックリ作業しよう

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