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キャンプツーリングの道具の選び方

キャンプツーリングの道具の選び方

キャンプツーリングの宿泊グッズをフィーチャー!バイクの積載からキャンプ場での利用シーンにあわせて道具の選びを解説!積載や購入の手助けになること間違いなし!

テント選び

テントは「自分の旅の仕方」がおのずと決めてくれるもの

初めてテントを選ぼうとしているビギナーは、まるでマイホームを選ぶかのように深く考え過ぎてしまう。確かに失敗したくないのはよく分かる。けれど、バイクを乗り継ぐように、旅のスタイルだって変わるもの。

「ゆくゆくはこういう旅もしてみたい、そのためには……」ではなくて、「今、自分がしようとしている旅」に合わせて選ぶべきである。その時のことは、その時に考える。それが一番ブレがなく、悩まなくていい。

セットするだけで立体になる、自立型テントが使いやすい

非自立型のモデルにはユニークな形をしたものや、驚くほど軽いモデルが存在する。しかし、それらは地面にペグダウンしないと設営できない。つまりは地面を選ぶのである。

その点、自立型はポールを組んでフライシートをかけるだけで、最悪ペグダウンできない場所でも設営が可能だ。張る場所を選ばないという点では自立型がオススメだ。

春から秋まで使うなら、インナーはクローズドタイプ

テントのインナーは、クローズドと呼ばれる布地のもの、フルメッシュと呼ばれる網状のもの、その中間のハーフメッシュ、この3種類。

夏の平地でしか使わないのであればフルメッシュも悪くないが、春から秋まで使いたいのであれば、保温性が高く換気用メッシュパネルも付いたクローズドがオススメだ。

テント内の蒸れを防ぐ、ダブルウォールが定番

ダブルウォールはインナー(テント本体)とレインフライ(雨よけ)の2重構造のテント。シングルウォールは防水透湿性素材1枚で、レインフライを省いて作られたテントだ。

シングルウォールはいかに透湿性がある素材が使われていても、テント内と外気温度に差があると結露してしまう。また、表面生地の撥水能力が落ちてしまうと透湿性も低下して結露につながる。極限までの軽量化やコンパクト性を求めないのであれば、空気の循環によって結露もしにくく、換気性能も高いダブルウォールがオススメだ。

荷物が屋内に収納できる、2人用テントがオススメ

1人用テントのサイズは、長さが約200cm、幅が約90cmから100cm。2人用テントは、長さは同じ200cmで、幅が約130cm程度というのが標準。

バイクの旅はバックパッキングに比べると荷物も多く、それらをすべてテント内に入れようと思うと、1人用ではとても収まらない。プラス1人分のスペースが必要だ。

寝袋選び

安全運転のためにも快眠を得るための道具には気を使おう

ツーリングでの寝不足は、翌日の安全運転を脅かす非常に危険な要因となる。だから睡眠のための道具には気を使い過ぎるくらいでいい。

家でも夏布団と冬布団は違うのだから、できれば対応温度の異なる2つのシュラフがあったほうがいい。もし3シーズンを1個のシュラフで済まそうとするなら、一番寒い時期の温度を基準にするべきだ。

暑いのならジッパーを開けて対応できるが、寒いと手の打ちようがないからだ。

素材の特性を理解して、用途に合った中綿を選ぶ

シュラフは中綿素材で湿気に対する強さと、かさばり方とが大きく異なる。化繊綿は湿気に強いがかさばる。ダウンは湿気には弱いがコンパクトになる。

できるだけ荷物を小さくしたいならダウンがオススメ。湿気にはカバーで対応できる。最近は撥水機能を持つダウンや、保温性の高い化繊綿も登場している。

ダウンの保温力はフィルパワーをチェック

ダウンの品質はフィルパワー(FP)で表され、その数値が大きいほど、膨らみの力が強く高品質とされる。

膨らみの核となるダウンボールが大きいほど、少ない数のダウンでシュラフを膨らますことができ、結果コンパクトになるのだ。

ダウンシュラフは濡らさない工夫をする

ダブルウォールのテントでもフライシートが本体に張り付くと雨が染みてくる。張り綱をキチンと張ってフライシートと本体の間に空間を作り、壁に接しないように寝ることが大切。

狭いテントの場合にはシュラフカバーなどで対応する。

マット選び

収納性と快適性そして焚火の火の粉それが選択の要だ

野外で快適に眠るために、シュラフと同じくらい大切な道具がスリーピングマットなのだ。

日本の夏のキャンプでは、暑くてシュラフがいらないこともある。しかし、そんな時にもマットがないと地面が硬くて寝られない。快適に眠りたいと思ったら、マットはシュラフ以上に重要な道具とも言える。

エア注入式マットはコンパクトになって快適性も高い。しかし、焚火の火の粉で穴があくこともある。フォームパッドはかさばるけれど、パンクの心配がない。選択のポイントはそのあたりにあると言っていい。

収納性と快適性を両立した、フォーム入りがオススメ

マットには空気のみを封入するエアマットと、スポンジなどのフォーム素材を入れた自動膨張式マット、フォームパッドの3種類がある。

エアマットは地面の凸凹を吸収してくれるが、空気を入れるのには苦労する。断熱性やコシ、空気の封入のしやすさなどはフォーム入りマットのほうが優れている。

焚火愛好者には、穴の開かないフォームパッド

焚火のそばで横になりたいという人にはエア注入式ではなく、フォームパッドのほうがオススメだ。エア式は焚火の火の粉が付くとパンクする危険もある。フォームパッドなら多少溶けて穴があいても使えなくはならない。

荷物をコンパクトにしたいなら、エア注入式マットレス

フォームパッドは広げればすぐ使えて、たたむのも楽だし、穴が開いて使えなくなる危険性もない。でも、とにかくかさばる。

エア注入式マットは多少手間はかかっても、収納時の容積はフォームパッドの半分以下になる。

ライト&ランタン選び

シンプルか、多機能かライト選びは二極化する

ヘッドランプもランタンも、その進化はまさに「とどまるところを知らない」といった感がある。

明るさ、調光システム、バッテリー、そのどれについてもなんらかのアイデアが盛り込まれたニューモデルが毎年登場する。また、既存モデルもマイナーチェンジやフルモデルチェンジを繰り返している。選ぶ側としては熟成されたシンプルな定番モデルにするか、斬新な最新モデルにするか、そのどちらか一方に落ち着くだろう。

ライト&ランタンは燃料や電池がポイント

昔はヘッドランプのバッテリーと言えば単3形乾電池と相場が決まっていたものだが、現在はボタン電池から乾電池、充電式バッテリーまでさまざまな電源があり、その入手のしやすさも選ぶ際の大事なポイントである。

ランタンについてもLEDランタンの登場で、ガスやキャンドルだけでなく電源を必要とするようになり、ソーラータイプも登場している。

ヘッドランプは照射角の違いもチェック

照射角度(照射範囲)を自由に変えられるアイテムも存在するが、一般的なライトは照射角度が固定されており、ある程度の明るさで広い角度を照らすか、強力な明るさで細く遠くまで照らすか、そのどちらかになっていることが多い。

キャンプではスポット系よりも、広角系のヘッドランプのほうが使いやすい。

軽量コンパクトなバッテリー一体型がオススメ

LEDの明るさはルーメン(lm)で表されるが、ビギナーは「明るいほどいい」と思いがち。けれど明る過ぎると手元を照らした時に、その明るさに目が追いつかないし、明るくするためには、大きなバッテリーが必要になる。

キャンプでは足元を照らすのに十分な明るさがあればそれでいい。

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