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晩秋~冬キャンプデビューに必要な対策は?

コバユリのバイクでお気楽アウトドア

※2018年12月号参照

バイクは自然とつながれる最高のツール!キャンプの話題を中心に、コバユリのお気に入りのモノ、コト、場所などを紹介しながら、バイクで楽しむアウトドアライフをゆるゆると綴ります。みなさまのアウトドアライフにも役立つネタがありましたらぜひご活用くださいませ♪

料理も焚き火も夜空も楽しい冬キャンプシーズンの“安眠対策”

寒さ深まる今日この頃、料理も焚き火も夜空も楽しいキャンプベストシーズンですね!

キャンプを始めたばかりの方にはややハードルが高く感じる晩秋~冬キャンプですが、肝心なのは“安眠を確保できる寒さ対策”です。

これが充分でないままチャレンジしても、夜通しガタガタ震えて寝つけない→翌朝、気温が低いうえに寝不足からくる寒気でさらにブルブル→眠気と寒さを堪えてなんとか帰宅、でもグッタリ→もう寒いキャンプはこりごり!…と悲しい結果になるばかり。でも逆に言えば、朝晩の寒さ対策さえしっかりすれば、難関はほとんどクリアしたようなものです。

・テントの床には断熱素材のインナーシートを敷いて地面からの冷気を断つ

・3シーズン用寝袋よりも暖かい寝具を用意する

・厚着をして体からの湿気が服の中にこもりかえって身体を冷やしてしまわないよう吸放湿性のある肌着をつける

など、抜かりなく備えましょう!

お悩み相談が多い「寝袋」に2つの提案

その防寒対策について質問を受けるとき、一番多いのはやはり寝袋のこと。

「やっぱり冬用じゃないとダメですか?」

…そうですよね、そもそも高額なアイテムでもある寝袋の、年に1、2回しか使わないかもしれないタイプを買い足すとなると、いったん考えますよね。ただでも寒いのに懐まで寒くなっても大変だから(笑)、私はいつも2つ提案をさせていただくようにしています。

まずひとつは、思い切って冬用の寝袋を用意すること。
なぜなら寒さ対策の観点からすればこれが一番の安全パイだから。冬用とひと口に言っても様々な気温帯に対応した寝袋があるので、予定しているキャンプの夜の最低気温がどのくらいになるのかを確認して、その気温で「”快適に”眠れる」とメーカーがうたっている寝袋にしましょう。

もうひとつは、3シーズン用の寝袋に防寒具をプラスして使うこと。
例えば、イマージェンシーシートやブランケット類にくるまって寝袋に入れば快眠気温帯を下げることができます。ダウンのインナージャケットやパンツなど、ツーリング時の防寒着を着込んで寝るのもいいですよね。この方法のメリットは、今持っているアイテムで済んでしまったり、荷物を増やさずに済む場合があることです。

かくいう私の個人的なオススメは、夏用の寝袋を買い足すことです。
夏シュラフは夏のキャンプに使えるだけでなく、3シーズン用と重ねて使えば冬用寝袋と同等の暖かさになるし、収納サイズがコンパクトなので春秋の「ちょっと寒さが心配かも」というキャンプに3シーズン用に加えて保険として持っていったりと、何かと便利なんです。

寝袋はカビ防止のため家では圧縮しない状態で保管するのが好ましいので、保管場所もそこそこ必要なアイテム。吟味して、狙いを定めて賢く買いそろえてみてください♪

tent-Mark DESIGNS × nomadica × NANGAの着るシュラフ「ネグジル・インナー」

快適温度10℃~の夏用シュラフも着て歩けるタイプなら、冬には3シーズン用シュラフのインナーとしてだけでなく、テントサイトでの防寒着としても活躍します。寒い季節ならではのきれいな星空や日の出をのんびり眺めていたいときもこれがあればぬっくぬく! そのまま焚き火に当たるときは火の粉による穴開きを防ぐため上から綿素材のポンチョやブランケットを羽織ってくださいね。NANGA永久保証対応商品です。

テンマクデザイン
https://www.tent-mark.com/products/category/sleeping/

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