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ユーラシア大陸横断 スペイン編 日本語対応のバイク屋で整備

目指せユーラシア大陸横断

こんにちは!合田紘之(@GodaAFRICATWIN)と申します。
バイクで世界中をツーリングするために新聞記者を辞め、2017年の末から2018年の2月までのオーストラリア一周の様子はBikeJINWEBで連載させていただきました。
今回は第2弾。ロシア極東からヨーロッパ西部までユーラシア大陸の約4万kmを横断します!

日本語対応のバイク屋で整備

スペインの首都・マドリードに8月16日に到着した。この都市に来た目的は「ハッピーライダー」という日本語対応のバイク屋兼レンタルバイク店。これからの旅に備えてバイクをリフレッシュしてもらった。
確かな整備の腕と、親切な対応でバイク屋としてもレンタル店としても日本人ライダーにお勧めできる店だ。

スペインの道

スペイン王国
人口約4600万人
面積約50万6000平方km
首都マドリード
公用語スペイン語
通貨ユーロ

安心してやりとり

オーナーのホセさんの奥さんが日本人ということもあり、ユーラシア大陸を横断する日本人ライダー御用達の店である。
日本人の海外ツーリング仲間からこのお店について聞いていたので、事前に連絡して交換したいパーツを注文してあった。
海外で知らない土地のバイク屋だと高い料金を請求されたり、整備が下手だったりと困ることがあるが、ここなら何人もの日本人が訪れているので信頼してやりとりすることができた。

整備をするホセさん

日本語対応

メールで問い合わせしている時からホセさんの奥さんを介して日本語で注文や相談をすることができた。
僕の英語は完璧ではないし、ヨーロッパといってもイギリス以外は英語を完璧に話せる人は多くはない。やはり詳細なコミュニケーションは日本語でした方が間違いは避けられるし、安心できる。
ただ奥さんが不在なこともあり、日本語での連絡は返信に時間がかかる場合があるので、これから利用したい人は時間に余裕を持って連絡することをお勧めする。

部品を交換してリフレッシュ

ホセさんはポルシェの整備士として働いていたが、バイク好きが高じて約20年前にハッピーライダーを開業という。整備の腕は確かで、一つ一つ点検をしながら作業をしてくれる。
事前に注文していた前後のタイヤやスプロケット、チェーン、オイルやオイルフィルター、スパークプラグなど消耗品を交換してもらった。

そしてスイングアームがぐらついていたのを見つけてもらった。リアサスペンションリンクのナットが脱落していたことが原因だった。
走行中にガタつく気はしていたが、自分では原因は分からなかったので放置していたのだ。このまま走行していたら他のボルトも緩んでスイングアームごと脱落しかねない重要な部分。
今度はしっかりとリンクを固定してもらった。

ナットが脱落していたリアサスリンク

またエンジンヘッドからオイルが漏ていたので、ガスケットを注文してもらい後日交換してもらった。

エンジンヘッドのガスケットを交換

小さな不備も見つけて整備してくれるのがありがたい。ロングツーリングではちょっとした整備不良が大きなトラブルに繋がる可能性もあるのでとても助かった。

レンタバイクも

ハッピーライダーではレンタバイクも揃えている。
日本では販売されていないモデルである新型のCB500Xを特別に試乗をさせてもらった。日本にはないバイクを見たり触れたりできるのも海外ツーリングの醍醐味だ。

CB500Xを試乗

日本語で連絡して簡単にバイクをレンタルできるのであれば、スペインを拠点に気軽にヨーロッパツーリングを楽しめる。
日本に帰国後、今度はレンタルするためにまた来たいと思えるお店だった。
ハッピーライダーの詳細は日本語対応のホームページ(https://happyrider.com)へ。

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