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北海道ツーリング特集

北海道、絶景ロードBest5 ~Vol.2~

絶景ロードの宝庫と言っても過言ではない北海道
地平線の彼方にまで続くストレート
大自然の中を駆け上がるワインディングルート
美しきシーサイドラインと、どれもが素晴らしい
晴れたときのこの感動、ぜひ味わっていただきたい!

その2 宗谷丘陵(シェルロード)

美しい丘陵地帯に刻まれた貝殻が輝く白き道

一度は絶対に走りたい宗谷エリアの新名所!
一般人が行ける日本最北の地として知られる宗谷岬から、オホーツク海に沿って網走方面に向かう宗谷国道(国道238号)は、かつて絶景の道として知られたが、現在は道路環境の変化により景観が悪化。その代わりに、宗谷周辺の絶景ロードとしてライダーから支持を集めているのが宗谷丘陵と、その中を走るシェルロードだ。

深い谷がない標高20~400mほどのなだらかな丘陵地帯に、緑の絨毯が敷かれたような宗谷丘陵は、それだけでも素晴らしい自然美を放つが、この丘陵地を貫く道道889号から少し分け入った細道の何本かには、北海道の名産となっているホタテの貝殻を砕いて未舗装路に敷いてあり、足元の白、周囲を包む緑、さらにそれを囲む海と空の青が、映画の世界に迷い込んだかのような絶景をつくる。その非日常的な旅情が堪らない。

現在は観光客にも人気で、定番スポットである宗谷岬のすぐ南側にあることから、ハイシーズンの日中はバイクやクルマが多いときもある。早朝などに時間帯をずらし、なんとしてもこの絶景を独り占めしたい。点在する白い貝殻の道を探し出す楽しさもある。

風車が立ち並ぶ宗谷丘陵と、ホタテの貝殻が敷き詰められたシェルロード。シェルロードは現地に行ってみて探してみよう

Access
宗谷岬までは道央自動車道の士別剣淵ICから、国道239号または40号で日本海に出てオロロンラインを北上するのがオススメ。国道40号と238号で内陸を抜けると約220㎞の距離。宗谷丘陵は宗谷岬のすぐ裏手にある

その3 北太平洋シーサイドライン

霧も多いが、晴れたら最高!ダイナミックな海岸ルート

湿原、湖沼、そして太平洋を一望の下に走る心地好さ
北海道の太平洋岸、広尾町から納沙布岬まで300㎞以上にもおよぶルートが北太平洋シーサイドライン。中でも絶景区間は、釧路から根室の間。特に釧路、厚岸、浜中を通る海岸線沿いの道は『岬と花の霧街道』とネーミングされている。全面写真はセキネップPA付近から撮影されたもので、この区間を過ぎて厚岸から霧多布 岬までは走りがいのあるルートが続く。

北海道らしい雄大な風景が広がるこの道は、カキで有名な厚岸湾や広大な霧多布湿原、そしていくつもの断崖絶壁や岬を通っていく。観光地として有名な場所は少ないが、沿線の風景は変化に富んでいて飽きることがない。湿原を見晴らす展望台や、点在する岬に立ち寄れば、思い出深い旅になるはずだ。交通量も少なく、路面状態も良好なので、実に爽快だ。

さて、そんな北太平洋シーサイドラインだが、天敵は霧。霧多布は名前の通り霧が多く(本来はアイヌ語の「茅を刈る場所」によるもの)、根室地方の天気予報が「晴れ」でも沿岸に出ると一面真っ白という場面もよくあること。特に夏に多く霧が発生するようで、内陸部との寒暖差も大きく肌寒くなるので注意が必要だ。この美しい道をひと目見たいなら、霧が発生することも視野に入れて長めの滞在を狙って計画するといいだろう。

Access
絶景ポイントとなる厚岸、納沙布岬間を目指すなら、釧路が起点となる。厚岸までは国道44号で約50㎞。厚岸からは道道123号、142号をたどる。根室から納沙布岬はバイクで約30分。札幌方面から釧路までは道東道・阿寒ICで降り国道240号経由で向かうといい