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この雰囲気、80年代の鈴鹿8耐に近い!?【マレーシアGP突撃レポート ②】


マレーシアGPの舞台となるセパン・インターナショナルサーキットは、観戦する側にとっては極めて秀逸なレイアウト。
まず、コースはアップダウンがほとんどない平地にあるので、遠くを見渡しやすい環境。この外周に高さのある観客席を設けているため、ほとんどのエリアでいくつものコーナーやストレートを見られる。つまり、目の前を通り過ぎたら2分近く退屈なんてことがなく、世界最高峰の走りをいっぱい生観戦できるのだ。
しかも観戦チケットは、メイングランドスタンドでも土日で6200円程度、末席なら約1200円と格安。さらに、金曜はどのエリアにも無料で入場可能。決勝日は国内外のファンで広大なスタンド席が埋まり、あちこちで大歓声。熱気ムンムンなのだ!

【マレーシアGP突撃レポート】
空港のお隣だから、弾丸だって可能です!【マレーシアGP突撃レポート ①】
日本からもっとも手軽に行ける海外モトGP【マレーシアGP突撃レポート ③】
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観客から見やすいコースレイアウト

Spot A
約1200円で入場できるC2ヒルスタンドでも、一番右側に陣取ればバックストレートから最終コーナー進入までが観られる。中盤のコーナーもふたつ観戦可能

Spot B
V字状に形成されたメイングランドスタンドの突端に立つと、最終コーナーを俯瞰で至近距離に望める。この場所も、金曜ならタダで入れる

Spot C
メイングランドスタンドのバックストレート側も、観戦できるコーナーの数が多い場所。屋根付きなので、日差しや豪雨も避けられる

Spot D
末席のC2ヒルにも屋根はあるが、最上段エリアのみに配置されているので、ほとんどの人が日陰部分に密集して観戦。ここは、二輪サブ駐車場から超近い

Spot E
ホームストレート側のメイングランドスタンドは正面にピットを望めるが、その建物がそびえるため、コーナーはほとんど見えない

Spot F
メインゲートからグランドスタンド手前ゲートまでの区間を、イベントブースとして使用。決勝日は、レース終了後もお祭り騒ぎ!

Spot G
18 年はVR46 トリビュート席として運用された1コーナーアウト側のスタンド。メインゲートから近いのと完全屋根付きなのも魅力

ココにも注目!!

さすがはマレーシアの巨大企業!
マレーシア国営の石油ガス関連企業で、レースサポートにも積極的なペトロナスは、イベントブースが超巨大。中に入るとクラブのような雰囲気で、ゲームコーナーもあった

ホンモノでも日本よりお買い得!?
クアラルンプール市内などとは違い、会場内のイベントブースで販売されているロッシグッズは当然ながら本物だけど、シーズン終盤ということもありセール品も多い

ジャパニーズブランドも大人気
ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキといった車両メーカーはもちろん、SHOEIやタイチ、NGKや出光など、多くの日本企業ブースに出会える。なんだかちょっと誇らしい!

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