[頭に入れておきたい]旅先のトラブル解決マニュアル
いくら気をつけていても、不意に襲ってくるのがバイクのトラブル
スマホでロードサービスを呼べば……で、すべてが解決するとは限らない!
ここでは”走れない”を、”なんとか走れる”ところまで改善するノウハウを紹介
備えあれば憂いなし、知っておいて損はない
備えあれば憂いなしトラブルを自力救済
いくら気をつけていたとしても、不意に襲ってくるのがバイクのトラブル。万全のメンテナンスを行い、十分以上に安全運転を心がけていたとしても、トラブルの可能性を、ゼロ%にすることは不可能なのだ。避けようがなかったトラブル発生、そのタイミングが心待ちにしていたツーリングの最中であったとしたら最悪だ。
もっともこのご時世、スマホで解決法を調べられたりもするし、結局のところロードサービスを呼んでしまえば問題が解決することは多いのは事実。けれど、ことバイク遊びに関しては、スマホに頼り切ってしまうのは危険だ。
救援を要請しようにも、スマホの電波が届かない場所は、いまだに少なからず存在する。秘境の絶景を求めて突入した道は、往々にしてそんな環境だったりする。そもそも、救援要請に成功したとしても、ツーリングが中断してしまうのは避けられない。
トラブルは自力で解決できるに越したことはない。ここでは、出先で起きたトラブルを自力救済するための、覚えておきたいバイクのサバイバルメソッドを紹介。
危機に直面した時は、誰だって絶望する。けれど、そんなツーリングこそ、後々楽しい思い出になるはずだ。自力で問題を解決できたなら、記憶のエモさは更に倍!楽しい思い出を増やすためにも、知っておきたいノウハウ集。
JAFロードサービス主な出動理由TOP10
いつまでもあると思うな車載工具
携帯できるコンパクトな工具キットを持っておこう
近年、バイクの純正車載工具は、アイテム数が減っている。機械的なトラブルは、工具がなければ対処しようがないケースがほとんど。自分の愛車がどれだけの工具を装備しているかを確認しておき、足りないと考えられるのなら自分で追加しておくべきだ。バイク搭載用にチョイスされた、社外品の工具セットも存在している
とある最新モデルの車載工具。エマージェンシー用としても、いかにも心許ない点数しかない
とはいえ、基本は無理せずロードサービス!
旅先のトラブル解決マニュアル6選
①バッテリー上がり
出先でのバイクトラブルで最も多いのがバッテリー上がり。いざという時の解決策を知っておこう!
②パンク
パンクは、注意を払っていても回避しにくい偶発トラブルの代表。パンク修理キットでの応急処置をマスターしよう!
③ガス欠
これまた、即走行不能を招くトラブルであるガス欠。もっとも故障ではないので、ガソリンさえ給油できれば解決できる問題だ
④レバー折れ
立ちゴケ程度でも、折れてしまうことがあるレバー。折れてしまっては走行が不可能な可能性が高い。解決策を知っておこう
⑤灯火類切れ
へッドライトが点かなくなるトラブルも、整備不良に該当し交通違反切符を切られる可能性もあるから、即時の対処が必要だ
⑥ウインカー破損
ウインカーは、レバーと並び立ちゴケレベルでも破損しやすいパーツ。ウインカーが使用不能な状態で走行すると交通違反になる